デイトレードとは?株・FXのデイトレを初心者向けに解説【とはサーチ】
このページでは、以下の4点を解説します
FXや株を始めてみたいけど、「デイトレードって何ですか?」「どんな商品がデイトレードに向いてるの?」という疑問を持っている人も多いと思います。
そこでこのページでは、そんな投資初心者のために、以下の4点を中心に「デイトレードとは何か?」をわかりやすく簡単に説明します。
- デイトレードの意味
- デイトレードを含む投資手法の比較
- デイトレードに向いてる市場
- デイトレードが行われる商品
そこでこのページでは、そんな投資初心者の方のために「@デイトレードの意味」「Aデイトレードを含む投資手法の比較」「Bデイトレードに向いてる市場」「Cデイトレードが行われる商品」など基本的なことを中心に「デイトレードとは何か?」を説明します。
@デイトレードの意味
デイトレードとは、株やFXなどの投資商品において「ポジションを翌日に持ち越さない短期売買手法」のことで、デイトレ・日計り取引とも表現されます。
デイトレードのデイは英語のDay、つまり一日を表していることから「一日の値動きの中で完結する取引」という意味になります。
また、デイトレードを生業にしている個人投資家はデイトレーダーと呼ばれ、売買手数料の自由化が行われた2000年代前半から増加したとされています。
Aデイトレードを含む投資手法の比較
デイトレードは、数秒から数分で決済する「スキャルピング」と比較してやや長めの短期トレードに分類されます。
その他の投資手法としては、「スイングトレード」のような中期トレード、「ポジショントレード」のような中長期トレード、そして「バイ・アンド・ホールド」のような長期トレードがあります。
ただし、これらのトレードスタイルには明確な違いや線引きがあるわけではなく、定義は曖昧なのが実情です。
時間 | 値幅(pips) | レバレッジ | |
スキャルピング | 数秒〜数分 | 2〜10 | 25〜100倍 |
デイトレード | 数分〜数時間 | 10〜100 | 5〜25倍 |
スイングトレード | 数日〜数週間 | 100〜500 | 3〜5倍 |
ポジショントレード | 数週間〜数ヶ月 | 500〜1000 | 2〜3倍 |
バイ・アンド・ホールド | 数ヶ月〜数年 | 1000〜 | 1倍 |
Bデイトレードに向いてる市場
デイトレードは、短期的な価格変動から利益を得なければならないため、「十分なだけのボラティリティがある市場」が望ましいとされています。
ただし、他の市場と比較してボラティリティが低い商品であっても、レバレッジを利用することで「実質的な価格変動幅を増加させることが可能」であればデイトレードに向いていると言えます。
手数料が安く・流動性の高い商品がおすすめ
また、デイトレードは長期トレードと比較して売買コストの比重が高くなるため、「手数料やスプレッドなどのコストが小さいこと」が求められます。
さらに、短期的な値動きを予測するための「テクニカル分析が機能しやすい」こと、「24時間取引が可能である」など流動性の高さも必要な条件と考えられます。
Cデイトレードが行われる商品
一般的にデイトレードと言えば、株やFX(外国為替証拠金取引)で行われるケースが多くなっています。
FXは、「世界で最も取引量が多く流動性の高い金融市場である」「コストが小さい」「レバレッジ取引が可能」などデイトレードに必要な条件が揃っているため、最もデイトレードに向いている商品と言えます。
個別株より株価指数がデイトレード向き
一方、株式トレードは、個別株の場合であれば「デイトレードに向いた銘柄を選ぶ必要がある」「取引時間が限られる」など、FXに比べていくつかの制約があります。
ただし、日経平均株価(日経225)などの株価指数先物取引であれば「流動性や取引高が高く」「24時間の取引が可能」なため、個別株よりもデイトレード向きだと言えます。
その他にも、デイトレードが可能な金融商品には「ビットコインを中心とする仮想通貨」や「金・原油・天然ガスなどが取引できるCFD(差金決済取引)」があります。