デリバティブとは?初心者にもわかりやすく解説【とはサーチ】
デリバティブとは、為替や株式などのリスクを低下させる金融派生商品のこと。
株や債券など金融商品には様々なリスクが発生しますが、このリスクを最小限にする目的で生み出されたのがデリバティブです。もともとは、江戸時代の米商人たちが悪天候や災害によって被る米の価格変動リスクを低下させるために始めたのが起源だと言われていますが、近年では本来のリスクヘッジ目的よりもレバレッジをかけた上での投機目的で利用されることが多く、欧米のヘッジファンドなどが利益を追求する一手段として利用しているイメージが定着しています。
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デリバティブの種類
デリバティブには、大まかに言って先物取引・スワップ取引・オプション取引の3種類があります。取引の対象となる市場は穀物(米や大豆)や貴金属(金・プラチナ)を扱う商品市場、通貨取引を行う為替市場、債券、株式、株価指数などのほか、最近では天候を対象とする天候デリバティブや不動産デリバティブなども登場している。