FXとは?仕組み・やり方・始め方を投資初心者にわかりやすく解説【とはサーチ】
このページでは、以下の4点を解説します
FX投資を始めてみたいけど、そもそもFXってどういう仕組み?FXを始めるには何が必要なの?
そんなFX初心者の方のために、以下の4点を中心に「FXとは何か?」をわかりやすく簡単に説明します。
- FX取引の仕組み
- FXの特徴と株との違い
- FXの始め方と必要な書類
- FXトレードのやり方
そんなFX初心者の方のために「@FX取引の仕組み」「AFXの特徴と株との違い」「BFXの始め方と必要な書類」「CFXトレードのやり方」など基本的なことを中心に「FXとは何か?」を説明します。
FXとは?
FXとは「Foreign Exchange」の略で日本語で「外国為替証拠金取引」を意味する投資商品のことです。
FXは「円を売ってドルを買う」のように二国間の通貨を売買することにより、為替レートの変動に応じて利益や損失が発生する仕組みになっています。
さらに、FX会社に預けた証拠金の数倍から数十倍もの売り買いが可能になる、レバレッジ取引ができることも大きな特徴の一つです。
FXの読み方は?
FXは「エフ・エックス」、Foreign Exchangeは「フォーリン・エクスチェンジ」、外国為替証拠金取引は「がいこく・かわせ・しょうこきん・とりひき」と読みます。
また、外国為替は外為(がいため)と略して呼ばれることもあり、外為どっとコムや外為オンラインなど、FX会社の社名に使われることもあります。
FXの仕組み
FX取引で売買する二国間の通貨の組み合わせを通貨ペアと呼び、米ドル/円(USD/JPY)やユーロ/ドル(EUR/USD)のように表記します。
また、米ドル/円を例にした場合「1ドルが何円で買えるのか?」を表した交換比率のことを為替レートまたは為替相場と呼びます。
そして、この為替レートはインターバンク市場と呼ばれる銀行間取引によって常に変動しています。
FXで利益が生まれる仕組み
FX取引ではこの為替レートを基準に売買を行い、安いレートで買って高いレートで売る(決済)することで利益が生まれる仕組みになっています。
具体的には、米ドル/円レートが130円の時に買って140円の時に売ると、差額の10円分が利益となるわけです。
ただし、決済の際に購入時のレートを下回っていた場合は、その差額分が損失となってしまう点には注意が必要です。
FXの特徴と株との違い
FXには、似たような投資商品である株と違い、いくつかの大きな特徴があります。
スワップポイントによる収益
FXでは通貨の売買を行うため、買った通貨と売った通貨の金利差にともなう収益を受け取ることができます。
この金利差収益のことをスワップポイントと呼び、為替レートの変動による為替差益と違い、ポジションを保有し続けている限り確実に利益が積み上がっていくためFX投資における大きなメリットとなっています。
また、スワップポイントによる収益を目当てに高金利通貨を買う取引を円キャリートレードと呼び、長らく続いた日本の低金利環境においてたびたびブームとなってきました。
24時間いつでも取引できる
FXは、東京証券取引所などの営業時間内しか取引ができない株式投資と違い、世界各国をオンラインで結んだ外国為替市場において取引が行われます。
このように、FXでは全ての取引がインターネットを通じた取引となっているため、土日を除く平日の間は24時間いつでも取引が可能です。
また、ニュースの中で東京市場やニューヨーク市場・ロンドン市場などと表現されることがありますが、実際にその場所に取引所があるわけではなく、あくまでもその時間帯に最も活発な取引を行っている都市を示しているに過ぎないのです。
FXの始め方4ステップ
FXを始めるには「FX会社を選ぶ」「口座開設の申し込みをする」「審査に合格する」「証拠金を入金する」の4ステップに従うのが基本となります。
FX会社には大きく分けて「店頭FX」と「取引所FX(くりっく365)」の2種類があり、日本では60社ほどが存在します。
まずは、FX会社や口座の比較ページから手数料・キャシュバックなどを比較検討し、取引を行うFX会社を選びましょう。
FXを始めるために必要な書類や条件は?
次に、本人確認書類やマイナンバーカードを用意して、口座開設の申し込み手続きをします。
必要書類は、郵送やFAX・メールのほかにも、スマホのカメラで撮影してFX会社へアップロードする方法が選択できる場合があります。
FX口座の開設審査は早ければ当日に完了しますが、「金融資産が少なすぎる」「年収に対して投資額が高すぎる」「年齢制限に引っかかる」などの理由で審査落ちするケースもあります。
無事に口座開設の審査に通ったら、FX取引に必要となる証拠金(保証金)を入金すればFXを始めるための準備は完了です。
FXトレードのやり方
実際にFXのトレードを行う際には、過去の値動きを時間で区切って表示した「チャートと呼ばれるグラフ」を参考にするのが一般的となっています。
テクニカル分析
また、このチャートの形状からパターンを見出し将来の値動きを予測するために開発されたテクニカル分析という方法があります。
ファンダメンタルズ分析
一方、各国の経済指標や要人の発言などを元にして相場を分析する手法もあり、こちらはファンダメンタルズ分析と呼ばれます。
裁量トレード
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析に加えて、その他の情報や直感なども含め投資家の主観的な判断で取引を行うことを裁量トレードと呼びます。
システムトレード
これとは対象的に、予め売買の条件やルールを厳密に設定し、その売買ルールに従って取引することをシステムトレードと呼びます。
自動売買
さらには、このシステムトレードのルールをパソコンなどにプログラムし自動で取引を行う手法もあり、これを自動売買と呼びます。
自動売買で使用されるソフトウェアは、自動売買プログラムや自動売買ツールという呼び名で販売されているケースも存在します。