【X最新/鍵の付け方】Twitterを鍵垢(非公開アカウント)にする方法【とはサーチ】
このページでは、以下の5点を解説します。
Twitter(X)を使っているけどフォロワー以外に投稿を見られたくない。Twitter上で偶然見つけた知り合いに、自分のアカウントだとバレたくない。
そんなTwitter初心者さんのために、以下の5点を中心に「鍵垢のやり方と注意点」についてわかりやすく解説します。
- 鍵垢にする方法(アプリ版・ブラウザ版)
- 鍵垢にするとどうなる?
- 鍵垢と通常垢の違いまとめ
- 鍵垢の注意点×5
- 鍵垢に似ている機能×3
@鍵垢にする方法(Xアプリ バージョン 10.10)
Twitter(X)アカウントに鍵をかけるには、まずは左上の顔写真(アイコン)をタップし「プロフィール」「ブックマーク」「リスト」と並んだ「ナビゲーションメニュー」を表示します。
次に、メニューを上にスワイプし「設定とサポート」の中の「設定とプライバシー」をタップします。
そして、設定の上から5番目にある「プライバシーと安全」をタップし、一番上にある「オーディエンスとタグ付け」をタップします。
最後に「ポストを非公開にする」のスイッチをタップしてからにすると、アカウントに鍵をつけることができます。
パソコン(ウェブ版)で鍵垢にする方法
ChromeやSafariなどのブラウザからウェブ版Twitter(X)にアクセスして、左下のマーク(もっと見る)をクリックします。
「設定とサポート」の中の「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「オーディエンス、メディア、タグ付け」と進んで「ポストを非公開にする」のチェックボックスにチェックを入れます。
A鍵垢にするとどうなる?
そもそも鍵垢とは「鍵アカウント」の略で、正式には「非公開アカウント」という名称です。
アカウントを非公開に設定すると名前(表示名)の右に(鍵マーク)が付き、フォロワー以外から投稿(ツイート・ポスト)を閲覧されることがなくなります。
また、フォローは許可制となり、「フォローリクエストの承認と拒否」が選択できるようになります。
ただし、鍵垢にしたとしても「プロフィール」と「写真(アイコン)」は誰でも見れるため注意が必要です。
B鍵垢と通常垢の違いまとめ
通常アカウント | 鍵アカウント | |
(鍵マーク) | なし | あり |
プロフィール | 誰でも見れる | 誰でも見れる |
写真(アイコン) | 誰でも見れる | 誰でも見れる |
投稿(ポスト) | 誰でも見れる | フォロワーのみ |
返信 | 誰でもOK | フォロワーのみ |
いいね | 誰でもOK | フォロワーのみ |
フォロー | 誰でもOK | 許可した人のみ |
フォロワー | 誰でも見れる | フォロワーのみ |
フォローしてる人 | 誰でも見れる | フォロワーのみ |
リツイート (リポスト) |
誰でもOK | できない |
DM | 設定で変更OK | 設定で変更OK |
C鍵垢の注意点×5
C-1.過去の投稿はネット上に残っている
鍵付きアカウントに設定すると、基本的にはフォロワー以外からは投稿を見られることはなくなります。
しかし、「鍵を付ける以前の投稿」は「検索エンジンのキャッシュ」や「Wayback
Machine」などのWebアーカイブに残っている可能性があります。
ただ、GoogleやYahoo・Bingなどのキャッシュは、一定期間が経過すれば古い情報は削除され最新の情報に更新されるためそこまで心配する必要はないでしょう。
C-2.一度アーカイブされた情報の削除は難しい
しかし、Webアーカイブに記録された情報は半永久的にネット上に残り続けるため注意が必要です。
また、Wayback Machine(archive.org)に削除依頼のメールを送ることは可能ですが、英語で文章を書く必要がある上、確実に削除される保証もありません。
そのため、どうしても過去の投稿を残したくない場合は「アカウントの作成直後から鍵垢で運用する」以外に対処法はないと言えます。
C-3.フォロワー以外に見られる可能性もある
また、鍵垢になったからといって、フォロワー以外に見られる可能性が0になるわけではありません。
たとえば、自分の投稿を見たフォロワーが「スクショを撮って別のアカウントで投稿」すれば、結果的にフォロワー以外に情報が拡散してしまうリスクもあります。
C-4.運営者は鍵垢でも見ることができる
さらに、Twitter(X)には全ての投稿に「攻撃的」「わいせつ」「個人情報」などを含んだ投稿を通報する機能がついています。
そのため、たとえ鍵垢であっても投稿内容によっては閲覧者に通報され、運営によるチェックが入ることもあります。
場合によっては「投稿の削除」や「アカウントの凍結」といった措置がとられる可能性もあるため、たとえ鍵垢であってもルールに則った投稿を心がける必要があります。
C-5.鍵垢のルールは変更になる可能性もある
Twitter(X)は2022年10月にイーロン・マスクに買収されて以降、頻繁にルールや仕様が変更されています。
たとえば、著名人アカウントが本人であることを示す認証バッジを有料化(X Premium/旧Twitter Blue)したり、ブロック機能やサークル機能の廃止を表明したりしています。
このように、Xに変更して以降のTwitterは頻繁にルールや仕様を変更しているため、鍵垢(非公開アカウント)についても何らかの変更が行われる可能性は否定できません。
D鍵垢に似ている機能×3
以上のように、鍵垢(非公開アカウント)に設定したとしても、必ずしも「全ての情報を完全に非公開にできるわけではない」ということが分かりました。
そこで、Twitter(X)を利用する上で知っておいて損はない「見られないようにするためのその他の機能」を紹介したいと思います。
D-1.ユーザー名(URL)の変更
過去の投稿が「ユーザー名(@○○)による検索」に引っかからないようにしたい場合は、「ユーザー名(URL)の変更」がおすすめです。
ユーザー名を変更すると、それ以降に投稿したツイート(ポスト)は新しいユーザー名に紐づくため、「過去の投稿と新しい投稿の流れを完全に断ち切る」ことができます。
古いユーザー名を知っている人は引き続き過去の投稿を検索できますが、新しいユーザー名しか知らない人には過去の投稿を検索されたり見られたりする可能性はかなり低くなります。
D-2.見つけやすさと連絡先
Twitter(X)では、自分自身の電話番号やメールアドレスを知っている友人・知人に「自分のアカウントをおすすめする機能」が存在します。
つまり、この機能をOFFにしていないと、仮に鍵垢に設定したとしても「アカウントの存在が知られてしまう恐れ」があるわけです。
アカウントの存在自体がバレたくない場合は、「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「見つけやすさと連絡先」の中のチェックボックスのチェックを外しておきましょう。
D-3.裏垢・別垢の作成
目的別にアカウントを使い分けたい場合は、裏垢や別垢を作成するのがおすすめです。
たとえば、「リアルの繋がりとネットの繋がり」を分けたり「投稿用のアカウントと見る専用アカウント」を別々にすることが可能です。
Twitter(X)では、メールアドレスだけでもアカウント作成ができるため、Gmailなどのフリーメールを活用することで複数アカウントの作成が簡単にできます。
特に、作成直後から鍵垢にしてしまえば、キャッシュやアーカイブにも残らない無敵のアカウントが実現できます。