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アドオンとは(add-on)

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アドオンの意味

アドオン(add-on)とは、ソフトウェアに後から追加できる拡張機能のことである。

具体的には、アプリケーションの機能を追加する目的で作成されるソフトウェアのことである。

代表的な例としては、ブラウザに追加されるプラグイン(plug-in)などがある。別名、アドイン(add-in)とも呼ばれる。

便利なアドオン

アドオンを使う機会でもっとも一般的なのは、IE(インターネット エクスプローラー)に代表されるパソコン用のWebブラウザでしょう。

ブラウザ上から直接検索できる「Googleツールバー」や「動画やファイルを簡単にダウンロードできる」「広告を自動でブロックしてくれる」など、さまざまな種類のアドオンが無料で公開されています。

危険なアドオン

ただし、ネット上にはブラウザの動作を不安定にしたり、個人情報を抜き取るようなマルウェア・スパイウェアと呼ばれる危険なアドオンも存在します。

こうしたアドオンを不用意にインストールしてしまうと、通販サイトなどにログインする際のアカウント情報を盗まれたり、キーボードで入力した文字を外部に送信されるといった危険性があるため十分注意が必要です。

知らない間にアドオンが追加されているかも?

ネット上で見つけた何らかのアプリケーションをインストールする際に、同時にアドオンが追加される場合があります。

本来の目的とは別にセットで追加を求められるケースがあるのです。

こうしたアドオンをよく確認せずに許可してしまうと、知らない間に不必要なアドオンが追加されていた、という現象が起きてしまいます。

アドオンを無効にすることで閲覧の速度を上げます

アドオンはブラウザに機能を加えていくものなので、基本的に僅かずつですが動作スピードを遅くしてしまうデメリットが存在します。

こうした問題に対処するため、一部のアプリでは「アドオンを無効にすることで閲覧の速度を上げます」という通知を出し、定期的にアドオンの管理を促してくれます。


アドオンの管理で出来ること

アドオンの管理には以下のような5つの機能があり、各種設定を行うことが可能です。

「Internet Explorer」「Google Chrome」「Microsoft Edge」「Mozilla Firefox」など代表的なブラウザにはアドオンの管理が用意されています。

1)アドオンの無効

アドオンの無効では、不必要だったり問題が発生するアドオンを無効にできます。

削除とは違い一時的に無効にするだけなので、いつでも有効に戻すことができます。

必要がどうか迷った場合はとりあえずこの「アドオンの無効」を選択しておくと無難かもしれません。

2)アドオンの有効

アドオンの有効を選択すると、無効にしたアドオンを再び使用できます。

アドオンの有効・無効を使い分けることで、オン・オフのイメージで機能を切り替えることができます。

3)アドオンの削除

明らかに不必要であったり、意図せずインストールされてしまったアドオンがある場合は「アドオンの削除」を実行しましょう。

ただし、無効とは違いブラウザ上から完全に消すことになる(アンインストール)ので、再び必要になった場合は探し出して追加し直す手間がかかります。

4)アドオンの更新

古いアドオンを使い続けているとセキュリティ上の問題が発生する場合があるため、定期的な更新(アップデート)が必要になります。

アドオンの更新は「手動で今すぐ」行ったり、「自動で更新」に設定することも可能です。

5)アドオンの報告

アドオンに問題が起きた場合、その情報をGoogle・マイクロソフトなどの製作会社に報告することができます。

特に悪質なアドオンを発見した場合などに開発者に対して報告することで、その後の対処に生かされるため時間の許す場合は積極的に報告すると良いでしょう。


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