アプリケーションとOSの違いを簡単にわかりやすく解説
ざっくりとした違い
パソコンやスマートフォンを使う上で欠かせないソフトウェアには、OSとアプリケーションの2種類があります。
OSは基本となるシステムソフトウェアで、パソコンではWindowsかMac、スマホではiOSかAndroidのどちらかが搭載されていることが一般的です。
一方、アプリケーションは特定の目的をもったソフトウェアで、必ず土台となるOSの上にインストールして利用することになります。
OSはケータイキャリアみたいなもの
わかりやすく例えるなら、OSはケータイキャリアのようなものだと言えます。
ドコモやソフトバンクなどケータイキャリアを一度選択をしてしまうとなかなか乗り換えることが出来ないのと同じように、OSも慎重に選ばないと後で後悔する場合があるので注意が必要です。
アプリケーションは機種みたいなもの
一方、アプリケーションはケータイの機種に例えることができます。
キャリアによって購入・契約できる機種が違うように、アプリケーションもOSごとに対応・非対応が分かれているので注意が必要です。
ドコモでしか購入できない機種があるのと同じように、Windowsにしか対応していないアプリケーションや、iOS(iPhone)でしか使えないアプリが存在するということです。
少し専門的な解説
OSもアプリケーションもソフトウェアである点は同じですが、OSはハードウェアを動かすためのソフトで、アプリケーションはそのOSの上で動くメールなどの具体的な作業をするためのソフトです。
OSは自分でインストールしない
OSは自作パソコンなどの特別な場合を除いて、基本的にユーザー自らがインストール作業をすることはありません。
つまり、パソコンにしろスマホにしろ全てのデバイスは、予めOSがインストールされた状態で販売されているのです。
選択肢も実質的に2〜3種類しかないので、私たち消費者はその中からどのOSを使いたいかを選び購入することになります。
アプリケーションは自分でインストールする
一方アプリケーションは、無料のものや有料のものが何百種類もあるため、自分で選んでインストールして使うことになります。
また、一度使ってみて気に入らなかったアプリケーションは、後からいつでもアンインストールして削除することも可能です。
ケータイの機種を機種変するのと同じように、アプリケーションも新しいものに変更したり追加したり自由にできるわけです。