ブラウザとは?Webブラウズの基本をスマホ初心者にわかりやすく解説【とはサーチ】
このページでは、以下の7点を解説します。
スマホやパソコンを使っていると「ブラウザ」という言葉が出てきますが、そもそも「ブラウザって何ですか?」「何をするためのもの?」
そんな初心者の方のために、以下の7点を中心に「ブラウザとは何か?」を分かりやすく簡単に説明します。
- ブラウザの意味
- ブラウザはどこにある?
- ブラウザの基本的な使い方
- 複数のブラウザを入れることも可能
- 標準ブラウザは変更できる
- ブラウザ版とアプリ版の違い
- サポート(対応)ブラウザ
@ブラウザの意味
ブラウザとは、Webサイトやホームページを見るために使う専用のアプリケーションです。
つまり、今このページを見ているそのアプリもブラウザの一種です。
ブラウザは、日本語で「拾い読み」を意味するbrowse(ブラウズ)が語源になっているため、ウェブページを見ることを「ブラウズする」や「ブラウジング」と表現することもあります。
ブラウザは、もともとは「色々なファイルを閲覧するためのソフトウェア全般」のことを指していましたが、現在では「ウェブブラウザのことを意味する」のが一般的となっています。
Aブラウザはどこにある?
ところで、ブラウザはどこにあるのでしょう?
実は、皆さんがお使いのスマホやパソコンには購入した段階からすでにブラウザが入っていて、これを「標準(既定)のブラウザ」や「デフォルトのブラウザ」と呼びます。
標準ブラウザは、例えばiPhoneならSafari(サファリ)、AndroidならChrome(クローム)といった具合に、OSによって決まったブラウザが最初からインストールされています。
この標準ブラウザはホーム画面にあるはずなので、手元のスマホで確認してみてください。
Bブラウザの基本的な使い方
ブラウザは、Google・Yahoo・bingなどの「検索エンジンで検索して使う」のが基本的な使い方になります。
全てのブラウザには初期設定でデフォルトの検索エンジンが登録されているため「検索窓にキーワードを入力するだけ」ですぐにネット検索を行うことが可能です。
また、Webページを「ブックマークやお気に入りに追加」しておけば、次回からは検索しなくても簡単にアクセスできるようになります。
さらに 「共有機能」を使えば、今見ているページをLINEやメールなどで家族や友人に知らせることもできます。
C複数のブラウザを入れることも可能
ブラウザには、「AIチャットを搭載した最新のもの」から「広告をブロックできるもの」まで色々な種類があり、ほとんどのブラウザが無料で提供されています。
試しに、App StoreやGoogle Playなどのアプリストアで「ブラウザ」と検索してみると、人気のブラウザが何種類も出てくるはずです。
複数のブラウザを一台のスマホに入れて用途に応じて使い分けたり、同時に起動して別々のページを見たりすることも可能です。
D標準ブラウザは変更できる
ちなみに、URLのリンクをタップした時に立ち上がる標準のブラウザは、別のブラウザにも変更できます。
たとえば、Android標準のChromeブラウザは、実はiPhoneにも入れることが可能です。
その逆に、iPhone標準のSafariブラウザをAndroidスマホに追加することもできます。
このように、新しいブラウザをインストールしたあとに設定画面から選択すると、そのブラウザを標準のブラウザに変更できます。
Eブラウザ版とアプリ版の違い
YouTubeやTwitter(X)などの人気のサービスでは、アプリ版とブラウザ版の2種類が提供されている場合があります。
スマホやタブレットで利用する場合であれば、通常はアプリ版の方が快適に利用できるように設計されています。
しかし、アプリ版はインストールやログインの手間がかかる上、一部の機能はブラウザ版でしか提供されていない場合もあります。
ブラウザ版だと有料機能が無料で利用できる
たとえば、YouTubeでは「バックグラウンド再生」や「ピクチャー・イン・ピクチャー(PiP)」という機能はYouTubeプレミアムという有料プランに加入しないと利用できません。
しかし、ブラウザ版(ウェブ版)からアクセスすると、こうした有料プラン限定機能が無料で利用できる場合があるのです。
Fサポート(対応)ブラウザ
Webサービスによっては、正常に動作するブラウザを限定している場合があり、こうしたブラウザのことを「サポート(対応)ブラウザ」と呼びます。
「お使いのブラウザではご利用いただけません」と表示された場合は、推奨ブラウザに切り替えるか、ブラウザのバージョンを最新のものにアップデートする必要があります。
特に、WindowsパソコンでIE(Internet Explorer)など古いブラウザを使用している時に「サポート対象外ブラウザ」となるケースが多いため、Google Chromeなどメジャーなブラウザを併用することをおすすめします。