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クラウドファンディングとは?わかりやすく簡単に解説【とはサーチ】

2022年8月4日 [更新]
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クラウドファンディングってなに?

「クラウドファンディングって何?」「寄付や募金と何が違うの?」

そんな初心者の疑問に答えるため、このページでは「@クラウドファンディングの仕組み」と「Aクラウドファンディングのやり方」について超がつくほどわかりやすく解説しています。

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、WebサイトやSNSといったインターネットの仕組みを活用して不特定多数の人々から広く資金を集める資金調達法のことです。

具体的には、支援者が「@金銭的なリターンを得るもの」と「A商品やサービスなどのリターンを得るもの」の2種類に大別されます。

20代〜30代の若年層や文字数に制限のあるツイッターでは、「クラファン」と略されることも多くなっています。

クラウドファンディングの語源

クラウドファンディングは、群衆を意味するクラウド(crowd)と資金調達を意味するファンディング(funding)を組み合わせた造語です。

クラウド(crowd)の意味では、似ている言葉として「不特定多数の人々に業務を委託する」クラウドソーシングがあります。

また、ファンディング(funding)の意味では、類似の用語に「複数の投資家から資金を集め運用する」投資ファンドがあります。

クラウドファンディングの仕組み

クラウドファンディングでは、起案者と支援者の間にプラットフォーム企業が入り、プロジェクト(計画)の妥当性や進行を審査し仲介役となるのが一般的です。

各プロジェクトでは、最初に「@目標金額」「A募集期間」そして「B支援者へのリターン」を設定します。

さらに、目標金額を達成できなかった場合は不成立となる「All-or-Nothing型」と目標金額の大小に関わらず必ず成立となる「All-In型」の2種類が選択できます。


寄付型と購入型の違い

寄付型クラファンの特徴

寄付型クラウドファンディングとは、その名の通り「金銭や商品などのリターンを設けない」タイプのクラファンです。

寄付型クラファンは、「@地震や洪水など被災地の復興支援」「A貧困や飢餓に苦しむ子供たちへの食料支援」といった社会課題への取り組み、公共性の高いプロジェクトが中心となります。

社会的弱者や困窮者への支援という性質の強い寄付型クラファンでは、「@お礼のメール・手紙」「A定期的な活動報告」がリターンに設定されるケースが多くなっています。

購入型クラファンの特徴

購入型クラウドファンディングとは、「@パソコン・スマホ周りのガジェット類」「A音楽ライブの限定グッズやCD・DVD」といった商品やコンサートの費用を先払いすることで、これらのリターンを提供するものです。

購入型クラファンは「アイデアはあるけど資金が乏しい」というスタートアップ企業が利用するケースが多く、商品がヒットした場合はその後市販されるケースも少なくありません。

誰でもできるの?

クラウドファンディングには、特に参加資格や条件はありません。

ただし、未成年の場合は親権者の同意が必要になる場合があります。

また、寄付型クラウドファンディングでプロジェクトを作成するには、「認定NPO法人」「公益財団法人」「自治体」「学校法人」など非営利の法人格であることが条件となっています。

クラウドファンディングのやり方

クラウドファンディングのやり方は、「@アカウントを作成する」「Aプロジェクトを作成する」「B運転免許証などの本人確認書類をアップロードする」「C目標達成後、支援者すべてにリターンを返す」の4ステップに従うのが基本となります。

特に、プロジェクトを達成させるためには、夢や目標・商品開発にかける想いなどを画像付きで解説し、共感や賛同を得ることが大事です。

さらに、TwitterやYouTubeといったSNSを活用して、できるだけ多くの人に認知してもらうことも重要です。


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