ネット炎上とは?SNSが炎上するとどうなる?わかりやすく解説【とはサーチ】
炎上の意味
炎上とは、ブログ・Twitter・SNSなどを舞台として特定の個人や企業に対しての批判的なコメントが大量発生している状態を意味するネット用語です。
過去に炎上のターゲットとなった対象は、芸能人やタレントなどの有名人の他、一般の個人や企業など様々な事例が確認されています。
炎上するとどうなる?
炎上騒動が広がる裏では様々なできごとが連鎖的に起こります。
まず、ブログなどで問題となる発言が発見されると、Twitterを中心としたSNS上でその情報が拡散されます。
やがて匿名掲示板である2ちゃんねる(現5ちゃんねる)などにスレッドが立ち、そこで過去の発言などが情報収集(証拠保全)されていきます。
この流れの中で複数のSNSアカウントを紐づけて「本名・勤務先・家族構成・交友関係」などの個人情報が特定されます。
最悪の場合は?
さらに、場合によっては勤務先などに電話をかける(いわゆる電凸)という行為が行われたり、警察や各種プラットフォームへの通報という手段が取られる場合もあります。
この一連の流れを受けて多くの場合は、「ブログや公式サイト等での謝罪文の掲載」や「アカウントの削除」という対応に迫られますが、最悪の場合は「退職に追い込まれる(会社をクビになる)」「停学や退学処分を受ける」「逮捕・書類送検に至る」「辞任や引退に追い込まれる」というケースも少なくはないようです。
炎上の原因・理由
なぜ炎上するのか? 個人をターゲットとした炎上の場合、最も多い理由は「未成年の飲酒・喫煙」などの違法行為です。
その他にも、大学生などが「悪ふざけをしている写真を自らアップロード」したり、裏垢などでこっそりツイートするつもりだった「本音を誤って投稿してしまう(いわゆる誤爆)」なども多くなっています。
また、企業による公式アカウントが炎上するケースとしては、「食品の産地偽装や衛生面の問題発覚」「従業員による不用意な発言」「ステマの発覚」などが挙げられます。
炎上を防ぐ方法
炎上を防ぐ最も根本的な策は「炎上の火種となるような不用意な言動を避ける」ことです。
しかし、不特定多数が自由に閲覧できるインターネットの特性上、どんな発言がきっかけで炎上するかを完全に想定するのは難しいのも事実です。
そこで、個人でできる対策として最も有効なのがアカウントの公開範囲を限定することです。
TwitterやFacebookなど、特定の近しいフォロワーにだけ見てもらいたいのであれば公開範囲を限定して鍵垢にするというのも一つの手です。
また、ブログ運用にあたってもコメント欄を承認制にしたりそもそも設置しなければ炎上のリスクはかなり低くなるでしょう。