Googleでログインしたままにするメリット・デメリットを解説【とはサーチ】
ログインしたままのメリット
Googleアカウントへの「ログイン状態を保持」、つまり「ログインしたまま」使うとどんなメリットがあるのでしょうか?
ログインしたままで使う最も大きなメリットは、「ログインが必要なアプリやサービス」をそのまま使えるということです。
GmailやYouTubeを使うたびに、毎回IDとパスワードを入力してログインするのは時間がかかります。
つまり、ログインしたまま使い続ければ、毎回ログインする手間を省けるということになります。
ログインしたままのデメリット
では、Googleにログインしたままスマホを使うことのデメリットはあるのでしょうか?
@家族や会社の同僚に見られるかも
Googleにログインしたままだと、「Gmailの文章」が見られる心配があります。
また、マイアクティビティからは「Googleの検索履歴」「YouTubeの再生履歴」などが常に閲覧可能な状態になります。
万が一、家族や会社の同僚などにスマホやパソコンを触られると、そうした「個人的なやり取りや趣味趣向」がバレてしまう可能性があるのです。
Aアカウントを乗っ取られるかも
もし仮に、Googleにログインしたままのスマホやパソコンを誰かに使用されてしまうと、最悪の場合はアカウントの乗っ取り被害にあう可能性もあります。
それだけでなく、パスワードマネージャーに保存したパスワードを見られると、SNSなどGoogle以外のサービスも乗っ取りにあう危険性があります。
アカウントの乗っ取りは、特にネカフェや図書館などの共有パソコンでログインした場合に注意が必要です。
乗っ取り被害を防ぐためにできること
@こまめにログアウトする
乗っ取り被害を未然に防ぐために最も簡単なのは「こまめにログアウトする」ということです。
ブラウザでGoogle検索を行ったり、Googleマップ・Googleフォトなどを利用したあと、ログアウトせずに閉じたとしてもログイン状態は持続しています。
状況に応じてこまめにログアウトしないと、どんなタイミングで乗っ取りに合うかもわかりません。
Aパスワードを複雑なものにしておく
Googleでは、アカウント作成時のパスワードには「半角英字、数字、記号を組み合わせた12文字以上」の複雑な文字列を推奨しています。
これは、盗み見などの乗っ取りの他、ブルートフォースアタックと呼ばれるパスワードの総当たり攻撃にも有効な対策だと言われています。
B2段階認証を設定する
Googleアカウントには、セキュリティを高めるために2段階認証プロセスという仕組みがあります。
2段階認証プロセスは、2台目のスマホや電話番号を登録して、ログインに「2つ目の手順」を加えることで乗っ取り被害を防ぐことが可能になる設定です。