スマホ・パソコンのOSとは何か?意味を例え話で解説【とはサーチ】
OS(オーエス)って何ですか?
「OSって何?」「OSの意味がわからない」そんなスマホ・パソコン初心者の方向けに「OS(オーエス)が一体何なのか?」を簡単にわかりやすく解説します。
イメージしやすいように図解をしてみたので、まずは以下の画像を見てください。
OSは基本ソフト
OSとは、スマホやパソコンを使っていく上で基本となるソフトウェアのことで、メールやマップなどのアプリと区別する意味で「基本ソフト」と呼ばれることもあります。
正式名称は Operating System(オペレーティング・システム)で、略してOSと呼ばれます。
OSは人種みたいなもの
例え話でもっとわかりやすく説明するなら、「OSは人種みたいなもの」と言い換えることができます。
たとえば、日本人シェフに日本語で書かれたレシピを手渡して「こんな料理を作ってほしい」と頼めば、たいていのシェフなら作ることができると思います。
しかし、外国人シェフに同じレシピを見せてお願いしても「日本語が読めないので」その料理を作ることはできないですよね?
OSとアプリの関係
OSとアプリの関係も同じようなものと表現することができます。
アプリとは、具体的な作業をするための説明が書かれたマニュアルのようなもので、OSがそのマニュアルを読み込んで実際の作業を実行しています。
しかし、アプリがそのOSに対応していないとOSがマニュアルを解読できずにアプリを実行することが不可能になってしまうのです。
アプリは対応OSでないと使えない
たとえば、スマホでよく使う検索アプリや動画アプリなどのアプリケーションはOSごとに別々に作られていて、対応していないOSではそのアプリを使うことはできません。
つまり、iOS(アイオーエス)用に作られたアプリでないとiPhoneで使うことはできず、同じようにAndroid OS(アンドロイド オーエス)用に作られたアプリでないとAndroidスマホで使うことはできないのです。
OSと周辺機器の関係
さらに、このような関係がパソコンやスマホの周辺機器にも同じように当てはまります。
たとえば、マイク・カメラ・キーボードなど様々な周辺機器(デバイス)が販売されていますが、使っている端末のOSに対応した製品でないと正常に動作しないことがあるため注意が必要です。
周辺機器も対応OSでないと使えない
こうした関係は、日本人とお箸(オハシ)の関係にも似ていると言えます。
「お箸」は「料理を食べる」ための道具の一つですが、ほとんどの日本人は難なく使いこなすことができると思います。
しかし、スプーンとフォークで食事をするのが習慣になっている外国人だと、お箸をうまく使いこなすことができないでしょう。
このように、「道具がその人種に対応しているかどうか?」と「周辺機器がそのOSに対応しているか?」は同じような関係にあると言い換えることができるのです。
OSのバージョンとは
OSは、新しい機能が追加されたり不具合が解消されたりして、常に改善と変更が繰り返されています。
こうした機能の違いを「OSのバージョン」と呼び、常に最新のバージョンに更新することがスマホを快適に使っていくために重要なポイントとなります。
もしも、古いバージョンのOSを使い続けていると、セキュリティが弱くなったり今まで使えていたアプリが使えなくなることもあるため、定期的にOSのアップデートをするように心がけましょう。
OSはゲーム機や家電にも入っています
OSは、パソコンやスマホだけでなく「@ニンテンドースイッチなどのゲーム機」「A冷蔵庫・ルンバなどのIoT家電」「BBDレコーダー・スマートTVなどのスマート家電」など幅広い製品に搭載されています。
最近では、スマホと連携してWi-FiやBluetoothといった無線通信で操作できるガジェットが増えてきましたが、OSの種類と対応OSをきちんと確認した上で購入することが大事です。
まとめ
以上、「OSとは何か?」を簡単に解説してみました。
関連ページでは「アインフォンとアンドロイドの違い」や「アプリの使い方と注意点」についても解説していますので、さらに理解を深めたい方は参考にしてみて下さい。
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【アプリとは】
アプリとは、メールや地図などの特定の目的をもって作られた専用のソフトウェアのことです。 正式名称はアプリケーションソフトウェアですが、パソコンの世界ではソフトと略される一方、スマホの世界ではアプリと略されるのが一般的となっています。 また、アプリをダウンロードできるApp Storeでは続きを読む