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SMS(ショートメール)とMMSの違いをわかりやすく解説【とはサーチ】

2023年3月30日 [更新]
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SMSは番号で送れるメッセージ

SMSはショートメッセージサービスの略で、電話番号を送り先として70文字程度の短い文章を送るのに適しているメールサービスです。

別名ショートメールやCメールとも呼ばれます。

同じキャリア同士であれば670文字まで送れますが1通あたり30円と高額なので日常的に使うには向いていないかもしれません。

LINEなどのアプリを登録する際のSMS認証や、Webサービスにログインする際の2段階認証でしか使わないという人も多いと思います。

SMSのメリット

  • 電話番号だけでメールが送れる
  • 同じキャリア同士なら無料で送受信できる
  • LINEなどのSMS認証に使える
  • 他社携帯・海外携帯にも送れる
  • キャリアからのお知らせが届く
  • 緊急地震速報(エリアメール)が受信できる
  • 対応機種であれば絵文字も送れる

SMSのデメリット

  • 送れる文字数が少ない
  • 写真や動画は送れない
  • メールに件名が付けられない
  • 料金が高い
  • 格安SIMで使うには追加料金が必要

MMSはケータイメール

MMSはいわゆるケータイメールのことで、Multimedia Messaging Service(マルチメディア・メッセージング・サービス)の略です。

SMSがテキスト(文章)しか送れないのに比べて、MMSでは写真や動画・音声などのファイルも送受信できます。携帯キャリアの提供するサービスなのでキャリアメールとも呼ばれます。

MMSのメールアドレス

  • ○○@docomo.ne.jp
  • ○○@ezweb.ne.jp
  • ○○@au.com
  • ○○@softbank.ne.jp
  • ○○@i.softbank.jp
  • ○○@ymobile.ne.jp
  • ○○@uqmobile.jp
  • ○○@x.vodafone.ne.jp

MMSのメリット

  • パソコン(Eメール)ともやりとり可能
  • パケット定額の対象になる(実質無料)
  • フリーメール不可のサービス登録に使える
  • 写真・画像・動画などの添付ファイルも送れる
  • 絵文字・デコメが使える

MMSのデメリット

  • 携帯会社(キャリア)を変更すると使えなくなる
  • キャリアや機種によってはWi-Fiで送受信できない
  • Gmail(Webメール)を迷惑メール扱いして受信できない場合がある
  • キャリアごとに使えるアプリが異なっていて分かりづらい
  • 格安スマホ・格安SIMではMMSが使えない所が多い

MMSをパソコンで使う方法

MMS(ケータイメール)には、パソコン・タブレットなど複数の端末から利用できるオプションサービスが用意されています。

ただし、Webメールと同じようにブラウザから利用できますが、送信メールは同期されないなどGmailより使い勝手の劣る部分もあるようです。


ドコモメールをパソコンで使う方法

  1. dアカウントを取得する
  2. dアカウントにブラウザからログインする
  3. SMSでセキュリティコードが送られてくる
  4. セキュリティコードを入力して2段階認証をする
  5. 信頼済み端末に登録すれば2段階認証は必要なくなる
  6. 以上で完了

auのメールをパソコンで使う方法

auのメール「○○@ezweb.ne.jp」をパソコンから利用するには、インターネット接続サービス(LTE NET・IS.net・EZ WIN 月額300円)に加入している必要があります。

  1. au IDを取得する
  2. au Webメールにブラウザからログインする
  3. 2段階認証のためのSMSが送られてくる
  4. SMSの指示に従ってログインを許可する
  5. 利用規約を読み登録メールを送信する
  6. 携帯に届いた登録メールのURLをクリックする
  7. 以上で完了

ソフトバンクのメールをパソコンで使う方法

ソフトバンクのメールをパソコンで使うには、「S!メール(MMS)どこでもアクセス」という有料オプション(月額300円)に加入する必要があります。

セキュリティを強化するために、「どこでもアクセス」にログインすると毎回SMSで通知が届く設定になっていますが後から変更も可能。

  1. 申込み後に届くメール内の同意設定にアクセス
  2. 携帯番号とパスワードを入力してログインする
  3. 3桁のセキュリティ番号が157からSMSで届く
  4. セキュリティ番号を入力する
  5. ご利用にあたっての同意事項に同意する
  6. My SoftBankから専用サイトにログインする
  7. 以上で完了

まとめ

MMSとSMSの違いをもう一度まとめると「SMSは電話番号で送れる1通ごとに料金のかかるメール」「MMSは写真・動画も送れるケータイキャリアの発行するメール」ということになります。

MMSはパソコンでも利用できますが、オプション料金がかかったり手続きが複雑など少しハードルが高そうです。

最近ではGmailなどのWebメールが便利なので、そちらに移行する人が増えてくるでしょう。



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