Facebook風?日記系SNSの特徴を初心者向けに解説【とはサーチ】
日記系SNS
Facebookに代表される日記系SNSでは、職業・年齢・性別・学歴・職歴などのプロフィールを充実させて、しっかりとした人間関係を築いている人が多いという特徴があります。
顔写真を載せている人も多く、単なる交友関係を広げるというよりも人脈作りを目的とした「大人なSNS」と呼べるかもしれません。
ユーザーの年齢層も他のSNSと比較して30代以降の社会人が多くなっていて、良くも悪くも「仕事」や「お金」の匂いがどことなく漂っている印象があります。
Facebook(フェイスブック)
Facebookは自己紹介(プロフィール)や日記を書いて、それに対してコメントをもらうといういわゆる元祖SNSの世界標準です。
他のSNSがハンドルネームなどの匿名を許可しているのに対して、Facebookは基本的に本名(実名)での登録を義務化していて、30代〜40代の社会人を中心に利用されています。
実名制であることに加えて顔写真を掲載しているユーザーも多いことから、ビジネス面での利用が活発で現実社会への影響力が強いことも特徴です。
mixi(ミクシィ)
mixi(ミクシィ)は2004年にサービスを開始した日本で最も古い日記系SNSで、2012年ごろにFacebookに追い抜かれるまでは最も多くのユーザー数を抱えるSNSでした。
申請・許可を経て友だちとなった相手のことをマイミクと表現しますが、誰がいつ自分のページに訪問したかが分かる「足あと」機能や、マイミク同士で相手の紹介文を書ける機能など、非常にマイミク(友人)を意識しやすい作りとなっているのが大きな特徴です。
また、コミュニティ機能も充実していて、趣味・趣向を通じた友だちを作りやすい環境が整っているため、実際に対面して交流を深めるオフ会も活発に行われていました。
Google+(グーグルプラス)
Google+(グーグルプラス)は2011年に開始したSNSサービスで、Facebookやミクシィと比べるとやや遅れて登場したこともあり、まだ日本ではあまり普及していません。
ですが、フォロワーを「家族」「友人」「会社」「趣味」など細かくカテゴリー分けできるサークル機能や、メンバー別・サークル別・国別・年齢別など非常に細かく公開範囲を設定できる機能など、プライバシーの管理に力を入れている点が支持されています。
また、最大10人までのビデオ通話やグループチャットにも対応したハングアウトという通話アプリとも連携していて、特にAndroid(アンドロイド)デバイスでの使い勝手が良くなっているのが特徴です。
LinkedIn(リンクトイン)
LinkedIn(リンクトイン)はアメリカ生まれのビジネス特化型SNSで、2016年にマイクロソフトが買収したことでも話題になりました。LinkedIn(リンクトイン)最大の特徴は、資格やキャリアなどを公開し、まるで履歴書の様に使える点です。
事実、LinkedIn(リンクトイン)では、楽天やパナソニックといった有名企業が採用ツールとして活用していて、企業と人材、人材と人材とを結ぶ人材活用を目的として利用されるケースがほとんどです。
ただし、日本人はこうしたビジネス目的であってもFacebookを活用するユーザーが多く、まだあまり普及しているとは言えないのが現状です。