インスタ風?写真系SNSの特徴を初心者向けに解説【とはサーチ】
写真系SNS
写真系SNSの代表格はInstagram(インスタグラム)です。特に女性ユーザーの利用率が高く、Pinterest(ピンタレスト)やSumally(サマリー)のように「モノ系SNS」・「物欲刺激系SNS」とも呼ばれる新しいジャンルが登場しています。
Instagram(インスタグラム)
インスタグラムは通称インスタとも呼ばれる写真を中心としたSNSで、テキスト中心だった時代とは違う新しいユーザー層(流行に敏感な20代〜30代の女性)を中心に急速に利用が広まっています。
芸能人や有名人のアカウントも増加傾向にあり、オシャレで見栄えの良い写真を意味するインスタ映え(SNS映え)という流行語を生み出すなど、SNSの中でもとりわけ華やかなイメージで語られることが多くなっています。
また、特にフォロワー数が多く影響力の強いユーザーの中には、企業からの依頼をもとに商品紹介やプロモーションを請け負って報酬を得る”インスタグラマー”と呼ばれる人たちも登場しています。
Snow(スノー)
Snow(スノー)は、とにかく簡単に写真が「盛れる」という特徴をもった写真加工アプリで、中高生を含む10代に人気のあるSNSです。
基本的な機能は、カメラと連動させて顔認識させたあとに犬や猫などの動物に変身させたり、うさ耳やヒゲなど様々なフィルターを使って自分の顔に装飾を施すといったものになります。
Snowの凄い所は、動物の顔に変身させたままリアルタイムに口の動きやまばたきなども連動させられる点です。
さらに、カメラに映った人物の顔を入れ替えたり、合成した顔のまま動画メッセージやビデオ通話を行うこともできます。
Pinterest(ピンタレスト)
Pinterest(ピンタレスト)は海外の女性に人気の写真系SNSで、楽天が2012年に50億円の出資をしたことでも話題になりました。
Pinterestの機能は、まず”ボード”と呼ばれる画像を保存するための”テーマ”を作り、そこにお気に入りの画像や動画をピンする(投稿する)というものです。
面白いのは、フォローする対象がユーザー単位だけでなく、ボード単位(テーマごと)にも選択できる点です。
この「テーマごとに受け取れる情報を取捨選択できる」という機能のおかげで、欲しい商品や行ってみたい場所など憧れの対象をコレクションできる点が女性に支持されている理由になっています。
Sumally(サマリー)
Sumally(サマリー)は日本生まれの写真系SNSで、シューズ・バッグ・財布・インテリアなど様々なモノに対して「want it(欲しい)」か「have
it(持っている)」かを選択していくことで「モノの百科事典」を作ることをコンセプトにしています。
Sumallyマーケットプレイスでは、「want(欲しい)」に指定した商品を他のユーザーが「have(持っている)」に指定した場合、その商品をアプリ上で売買できるという”まるでメルカリ”の様なサービスもあります。
さらに、Sumally Pocket(サマリーポケット)では、トランクルームのように荷物を預けるだけで一点一点写真を撮影してクラウド上で管理ができ、必要に応じてクリーニングや補修をしたりそのまま出品することも可能です。