SNSとは具体的に何ですか?種類・一覧・代表例をわかりやすく解説【とはサーチ】
代表的なSNS一覧
近年、スマホの普及も相まって毎年のように新しいSNSが登場する時代になりました。
そこでこのページでは、日本国内で特に人気のある「代表的なSNS6種類の特徴」をまとめて比較解説したいと思います。
- 短文SNS:X(旧Twitter:ツイッター)
- 写真SNS:Instagram(インスタグラム)
- 日記SNS:Facebook(フェイスブック)
- チャットSNS:LINE(ライン)
- 動画SNS:YouTube(ユーチューブ)
- 動画SNS:TikTok(ティックトック)
そもそも、SNSとは?
SNSとは、Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の頭文字を繋げた日本特有の造語で、欧米などではsocial media(ソーシャル・メディア)と表現されるのが一般的になっています。
SNSでは、一般ユーザーを始めとして芸能人・有名人・政治家などあらゆる職業・立場の人々が対等にコミュニケーションを取れるのが大きな特徴です。
インターネットの繋がる環境であれば、スマホ・パソコンを含む様々なデバイスを用いて、テキスト・写真・動画などで交流を深めることができます。
SNSの代表例6種類の特徴を比較
以下は、各SNSの特徴を理解しやすいように、「投稿スタイル」「利用者の年齢層」「男女比」の違いから簡単に比較した図表になります。
この中で特に注目するポイントとしては、インスタグラムとティックトックが10代から20代の若年層(中高生含む)の利用率が高いという点です。
一方、LINEやYouTubeは幅広い年齢層に支持されていて、特にフェイスブックは中高年の利用が目立ちます。
投稿スタイル | 年齢層 | 男女比 | |
テキスト・写真 | 10〜30代 | 男女に人気 | |
写真・動画 | 10〜20代 | 女性が多め | |
テキスト・写真 | 30〜40代 | 男性が多め | |
LINE | テキスト・通話 | 10〜50代 | 男女に人気 |
YouTube | 動画・ライブ配信 | 10〜40代 | 男女に人気 |
TikTok | ショート動画 | 10〜20代 | 女性が多め |
各SNSの特徴まとめ
短文SNS:X(旧Twitter)とは?
「炎上」や「バズった」話題が常にニュースのネタになる日本人に人気のSNS代表格。
X(旧Twitter:ツイッター)の特徴
- 3.4億人が利用する世界最大の短文SNS
- 日本国内では4500万人が利用
- テキスト投稿は140文字まで投稿OK
- 情報の拡散性にすぐれている
- ネット上のトレンドを生み出す中心地となっている
- 匿名や複数アカウントの作成がOK
- 13歳以上であれば誰でも無料で利用OK
- 動画は140秒まで投稿OK
- 2006年にサービス開始
- 2022年イーロン・マスクに約6兆円で買収され話題に。
- 2023年7月にブランド名がX(エックス)に変更
- アメリカのX社(旧Twitter社)が運営
写真SNS:Instagram(インスタグラム)とは?
若い女性に人気のオシャレSNS。インスタ映え・インスタグラマーなど数々のトレンドを生み出す。
Instagram(インスタ)の特徴
- 10億人のユーザーが利用する世界一の写真SNS
- 日本国内では3300万人が利用
- 匿名や複数アカウントの作成がOK
- ハッシュタグ(#)を使った独自の文化が浸透している
- 流行に敏感な20代〜30代の女性の利用者が特に多い
- 企業から報酬を得てPRをするインスタグラマーが活躍
- 13歳以上であれば誰でも無料で利用OK
- 15秒動画のリール機能
- 24時間で消えるストーリーズ機能
- Facebookとの連携機能が豊富
- 2010年にサービス開始
- アメリカのMeta社(メタ・プラットフォームズ)が運営
日記SNS:Facebook(フェイスブック)とは?
25億人の実名ユーザーが利用する世界最大のSNS。日本では利用者が減少。
Facebook(フェイスブック)の特徴
- 25億人のユーザー数を誇る世界一のSNS
- 日本国内では2600万人が利用
- 実名での登録が義務化されている
- 匿名アカウントは禁止されている
- 13歳以上であれば誰でも無料で利用できる
- ビジネス利用やオンラインサロンとしての活用が多い
- 日本ではユーザー数が減少している
- 2004年にサービス開始
- 2010年に映画化(題名:ソーシャル・ネットワーク)
- 2021年、社名をMeta(メタ・プラットフォームズ)に変更
チャットSNS:LINE(ライン)とは?
スタンプと無料通話が人気の定番SNS
LINE(ライン)の特徴
- 日本で一番ユーザー数の多いSNSアプリ(8600万人)
- アカウントを取得するには携帯電話番号が必要
- 複数アカウントを取得するのが難しい
- キャリアメールやSMSに近い使われ方をしている
- 家族や友人など親しい間柄で利用されることが多い
- 無料のビデオ通話が利用できる
- スタンプや既読といった機能がヒットし急速に普及した
- 利用推奨年齢は12歳以上とされている
- 2011年にサービス開始
- 日本のLINE株式会社が運営
動画SNS:YouTube(ユーチューブ)とは?
広告収益で稼ぐユーチューバーが活躍する世界最大の動画SNS
YouTube(ユーチューブ)の特徴
- 20億人のユーザー数を誇る世界一の動画SNS
- 日本国内では6500万人が利用
- 13歳以上であれば誰でも無料で利用できる
- アカウントを作成すれば動画のアップロードもできる
- 15分以上の動画をUPするにはアカウントの確認が必要
- 広告収益で生計をたてるユーチューバーが増加中
- 2005年にサービス開始
- アメリカのGoogle(グーグル)社が運営
動画SNS:TikTok(ティックトック)とは?
若年層を中心に利用者が急増している中国最大の動画SNS
TikTok(ティックトック)の特徴
- 17億人が利用する中国最大の動画SNS
- ショートムービーに特化している
- 15秒から最大60秒までの動画が投稿OK
- 匿名や複数アカウントの作成がOK
- 13歳以上であれば誰でも無料で利用OK
- ライブ配信機能(TikTok LIVE)が2020年7月から開始
- DMやライブ配信は16歳未満だと利用できない
- 2017年にサービス開始
- 中国のByteDance(バイトダンス)社が運営