マネージャーとは?
マネージャーの仕事
マネージャーとは、主に企業や組織において業務を管理・統括する責任者のこと。そもそもマネージャーという言葉は、近年になって主に外資系企業などで使用されるようになり一般的に広まりました。日本古来の役職名としては「課長」や「係長」などに当てはまると思われ、肩書きの横文字化にともない、それまでの呼び方から「○○マネージャー」という形で使われる例が多いようです。
ただし、マネジメントという言葉の定義が曖昧なように、マネージャーにおいてもその職務内容や階級の範囲は各企業によってまちまちなのが現状です。
芸能マネージャー
上記以外でも、日本特有のマネージャーとしては、芸能人やタレントのスケジュール管理を行う芸能界マネージャー、野球部やサッカー部など部活動において雑用や記録係となるマネージャーがある。芸能マネージャーの職務は多義にわたり、担当になったタレントがTV番組などの芸能活動に専念できるよう、売り込みから各種法的雑務はもちろんの事、身辺警護や送迎などありとあらゆる雑用をこなします。
特に近年では、お笑い界を中心に「一発屋」という表現が一般化し、デビュー数年で一躍有名になるも、その後の人気の低迷により仕事を失う芸人が後をたたないため、マネージャーの手腕一つでタレント生命が左右されてしまうほどマネージャーの当たりハズレは重要とされている様です。
ビジネスににおける様々なマネージャー
プロジェクトマネージャー
プロジェクトの進行にかかる様々なリスクを最小化し、限られた予算・人員で利益を最大化できるよう、計画の実行を統括する責任者のこと。
ゼネラルマネージャー
欧米においては日本でいうところの総支配人の意味をなすことが多い。しかし、日本においてゼネラルマネージャーと呼ぶ場合は、一般的に部長のことを指す。
ディビジョンマネージャー
ゼネラルマネージャーの上位に位置し、事業部長と訳される。
ターンアラウンドマネージャー
経営破綻した(しそうな)企業を再生させるために選ばれた経営者のこと。再生請負人とも。
アカウントマネージャー
対法人の営業職。クライアントに自社の製品をセールスし、企画・提案する役割を担う。
ファンドマネージャー
投資信託などのファンド(基金)において、顧客から預かった資金を運用し利益をあげることを目的とする専門職。
ファシリティマネージャー
企業が保有する不動産(土地やビルなど)を経営にとって最適な状態に維持・管理し、経営効率を高める役職。
プロダクトマネージャー
ある商品において、マーケティング・開発・広告・販促・販売・流通と総合的に意思決定を下す管理者。
シニアマネージャー
次長を意味することが多く、部長の下位であり、課長の上位を表す。この場合のシニアは上級という意味。
アセットマネージャー
企業に代わり、金融資産や不動産を総合的に管理・運用する代行業者のこと。