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キャリアメールとGmailの違いをわかりやすく解説【とはサーチ】

2021年2月24日 [更新]
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キャリアメールをやめてGmailへ移行すべき?

「ahamo(アハモ)」「povo(ポヴォ)」「LINEMO(ラインモ)」と大手携帯キャリアから格安の新料金プランが発表され話題になっています。

ただ、ドコモ・au・ソフトバンク3社すべての新プランが「キャリアメールに非対応」ということもあって、この機会にGmailやヤフーメールへの移行を検討している人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は「はたしてGmailはキャリアメールの代わりになるのか?」「そもそもキャリアメールは必要なのか?」といった視点から、キャリアメールとGメールの違いを比較検討していきたいと思います。

キャリアメールとは?

キャリアメールとは、大手通信キャリア(MNO)の発行する「@docomo.ne.jp」などのドメイン名が使えるメールサービスのことです。古くは1999年2月のガラケー時代に始まったドコモのiモードメールがキャリアメールの元祖とされていることから、別名「携帯メール」と呼ばれることもあります。近年ではスマホの普及にともなって、「ドコモメール」「auメール」「S!メール」といったサービス名で各社がWebメール形式への移行を進めています。

キャリアメールとGmail(Gメール)の違い

違い1)有料か無料か

キャリアメールを利用するにはSPモード(月額330円)のような料金が毎月発生するのに対して、Gmailはフリーメールサービスにあたるため無料で利用し続けることができます。有料サービスであるキャリアメールは契約を解除してしまうと原則メールアドレスが使えなくなってしまいますが、無料のGmailはアカウントを所有している限りメールアドレスが使えなくなることはありません。

違い2)利用できないサービスがあるかないか

キャリアメールは本人確認を行った上で携帯事業者から発行されるため、今でも信頼性の高い連絡先として認識されています。一方、無料でいくつでもメールアドレスを発行できてしまうGmailは、信頼性という観点ではあまり高いとは言えず「フリーメール不可」としているサービスでは利用できない場合もあります。

違い3)安心感があるかないか

一人につき一つのメールアドレスしか持てないキャリアメールでは、メルアドを見ただけで誰から来たメールなのかがひと目でわかるため安心感があります。

一方で、Gmailなどの無料メールは一人で何個でも作れてしまうため、アドレスを頻繁に変える人がいたりして「メルアドと送り主がなかなか結びつきにくい」というケースも多いようです。さらに、キャリアメールのフィルター機能によって迷惑メールフォルダに弾かれてしまい「Gmailからのメールが届かない」といったトラブルが起きる場合もあります。

違い4)クラウド形式かどうか

Gmail・Yahoo!メールなどのWebメールは、Webブラウザを使えばスマホやパソコンなどさまざまなデバイスから利用できるというクラウド形式を採用しています。しかし、キャリアメールは基本的に携帯電話からしか使うことができず、機種変更のさいにもメールや電話帳を移行するのに手間がかかってしまう古いタイプのメール形式なのです。

結論1)Gmailはキャリアメールの代わりになる?

以上、4つの違いを見てきましたが、はたしてGmailはキャリアメールの代わりになるのでしょうか?答えは、「特殊な例をのぞけば代用可能」だと言えます。

Gmailは15億人以上が利用する世界で最も利用されているフリーメールであり、パソコンユーザーはもちろん最近では格安SIMユーザーにも利用が広がっています。通販サイト・Netflixなどのサブスクサービス・各種SNSなどアカウントを使い分けたいようなシーンで特にGmailが活躍しているようです。

結論2)そもそもキャリアメールはまだ必要?

キャリアメールの主な用途は「個人的なやり取り」と「各種サービスへの登録」の2つではないでしょうか?若年層の間では、家族や友人間など個人的なやりとりであれば、キャリアメールよりもLINEやSNSのダイレクトメッセージの方が使い勝手が良いという声をよく聞きます。

「各種サービスへの登録」においても近年ではGmail不可としているところも随分と減ってきていますし、2段階認証などの用途以外でキャリアメールを必要とする場面は少なくなってきているのが実情です。


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