Bluetoothとは?スマホ初心者にもわかりやすく解説【とはサーチ】
ブルートゥースとは、主にハンズフリー通話などに用いられる無線規格のこと
Bluetoothとは、iPhoneやスマートフォン用のヘッドホン・ヘッドセット・スピーカーなど多くの周辺機器に採用されている短距離無線の通信規格のことです。
Bluetooth製品を買う際の注意点
楽天やアマゾンでも多数のBluetoothアイテムが販売されていますが、購入の際にはバージョンやプロファイルなどに注意する必要があります。以下より、ブルートゥースの特徴や便利な豆知識を紹介したいと思います。
Bluetoothとは、iPhoneやスマートフォン用のヘッドホン・ヘッドセット・スピーカーなど多くの周辺機器に採用されている短距離無線の通信規格のことです。楽天やアマゾンでも多数のBluetoothアイテムが販売されていますが、購入の際にはバージョンやプロファイルなどに注意する必要があります。以下より、ブルートゥースの特徴や便利な豆知識を紹介したいと思います。
Bluetoothのメリット
- マウスやスピーカーなどを無線で接続できる
- 赤外線通信に比べて消費電力が少ない
- 壁や障害物に影響を受けず通信できる
- 24Mbpsと高速なので大容量データの通信が可能
Bluetoothのデメリット
- 音楽再生時に遅延が発生する場合がある
- 動画視聴において映像と音声にズレが生じる
- 音楽データを圧縮するため音質が低下する
- プロファイルが合わないとペアリングできない
- 帯域が2.4GHzなので電子レンジ等と干渉しやすい
Bluetoothのバージョン
Bluetoothは基本的に古いものより新しいバージョンの方が性能が上なのでBluetooth3.0よりBluetooth4.0の方が良いという事になります。
しかし、Bluetoothにはバージョンとは別に「+イニシャル」の形で表される「モード」という機能が存在し、各モードの対応も比較する必要があります。
Bluetooth+HS
HSとはHigh Speedの略で、文字通り24Mbpsの高速通信を可能にする機能のことです。Bluetooth+HSでは、PALとAMPという無線LANの技術を用いることにより、
Bluetooth+EDR
EDRとはEnhanced Data Rateの略で、動画などの大容量データを転送する際に3Mbpsの高速通信に自動で切り替えができる機能のことです。また、同じ音楽再生であってもEDRに対応している製品の方が高音質で再生することができます。
Bluetooth LE
LEとはLow Energyの略で、Bluetooth4.0から導入された省電力化の規格名のことです。スマートウォッチやウェアラブル端末などのIoTデバイスでの利用を想定していてボタン電池一つで1年以上もつ機器もあるようです。
Bluetooth Smart
Bluetooth SmartとはBluetooth LEに対応した製品に付けられるブランド名です。BLEには、BLEとそれ以前の両規格に互換性のあるBluetooth Smart Ready(デュアルモード)と、BLEのみに対応したシングルモードの2種類があります。
通信距離を分けるClass
bluetoothには電波強度の違う3つのClass(クラス)があり、出力が高いほど電波の通信距離が長くなります。異なるClassの機器同士でもペアリングは可能ですが、電波の到達距離は短い方が採用されます。
クラス | 出力 | 通信距離 |
Class 1 | 100mW | 100m |
Class 2 | 2.5mW | 10m |
Class 3 | 1mW | 1m |
Bluetoothのプロファイル
bluetoothには機器や用途によって標準化されたプロファイルというものがあります。
各製品(パソコン・スマホ・ヘッドセット・マウス)にはそれぞれ対応しているプロファイルが決まっていて、親機と子機の双方が同じプロファイルに対応していないと使えません。
プロファイルで使える機能が決まる
つまり、仮にスマホのbluetoothがHSP対応であっても、ヘッドセットがHSP非対応だとハンズフリー通話はできない事になるのです。
bluetooth機器を購入する際は自分がどういった用途で使いたいのかを考えた上で、各プロファイルに対応した製品を選ぶように注意しましょう。
Bluetoothテザリングのメリット
Bluetoothを利用してスマホやタブレット端末をテザリング接続することも可能です。
一般的なWi-FiテザリングやUSBテザリングに比べて、バッテリー消費が少なくセキュリティ上のリスクが低いのが特徴です。
設定方法 (iPhone・Android共通)
iPhoneなどiOS端末の場合は、設定アイコンをタップし機内モード・Wi-Fiの下のBluetoothをオンにすると親機として利用できます。
未接続と書かれた子機の一覧から接続したいデバイスを選択するとBlurtoothテザリングが開始されます。
Bluetoothを内蔵していないパソコンで利用する場合は?
ほとんどのスマホやタブレットはBluetoothに対応していますが、パソコンではあまり一般的でないためそもそも使えないんだと諦めてる人もいるかと思います。
ですが、Bluetoothアダプタという外付けの機器を使えばBluetooth製品をワイヤレスで利用できるようになります。
ほとんどのアダプタはUSB接続なのでデスクトップ・ノートPC共に接続が可能です。
ペアリングする際の注意点
Bluetoothで機器を接続するためには、初めにペアリングという設定が必要になります。
しかし、スマートフォンやタブレットとBluetoothスピーカーを接続する場合、接続したまま寝たりすると大変な事態を招く恐れがあります。
特にスピーカーがリビングなどにある場合は忘れたまま寝室で動画を再生すると音声が家族に丸聞こえになってしまうのです。
Bluetoothスピーカーを使い終わったら小まめにペアリングの解除をするようにしましょう。