フィーチャーフォンとはどういう意味?わかりやすく解説【とはサーチ】
フィーチャーフォンの意味
フィーチャーフォンとは、爆発的な普及を見せているスマートフォンと区別する形で、それまでにあった普通の携帯電話のことを意味します。
別名ガラケーとも呼ばれ、二つ折りの形状として進化してきましたが、スマートフォンの普及にともない生産の終了が決定しています。
新しいジャンルに受け継がれるガラパゴス機能
しかし、おサイフケータイ・ワンセグ・防水などのガラパゴス機能に対する根強い需要もあり、今後はガラホやガラスマという新しいジャンルを模索していくことになりそうです。
根強い支持を得るガラケーの魅力とは?
日本では2007年以降スマートフォンの急速な普及が進み、「先進的なスマートフォン」と「時代遅れのガラケー」というイメージが定着し始めます。
しかし、そうした状況の中、「バッテリー消費が早い」「重い」「ソフトキーボードが打ちにくい」などスマホの欠点が明らかになります。
さらに、スマホと比べて割安なプランが選べるという事もあってガラケーの魅力が再認識される事となります。
ガラケーをフィーチャーフォンと言い換えて負のイメージを払拭
そこで、それまでにあったマイナスのイメージを払拭しようと付けられた名前がフィーチャーフォンなのです。
フィーチャー(feature)とは「特徴」とか「特色」といった意味の英単語ですが、辞書で調べると以下の様な非常にプラスのイメージを持った言葉であることが分かります。
ちなみに、「feature phone」は「フィーチャーフォン」であり、フューチャーフォンと読むのは誤りです。
featureの意味
- (…の)目だつ点, 特徴, 特質, 要点
- (目・耳・鼻など)顔の造作, 顔つき, 容貌(ぼう), 目鼻だち
- (催物などの)呼び物;(バーゲンなどの)目玉商品.
- (映画の)主要作品, 代表作;長編(feature film)
- (新聞・雑誌の)(…に関する)連載記事[漫画];特集記事;(ラジオ・テレビの)特別番組
従来型のフィーチャーフォンは生産終了
ドコモをはじめ日本の大手メーカーは、2017年以降フィーチャーフォンの生産を終了すると発表しています。
フィーチャーフォン用の部品を調達するのが困難になったことや、専用のOSやアプリを開発するにあたっても費用対効果が低くなってきなことなどを理由にしています。
次世代フィーチャーフォン
2015年に、アンドロイドなどのスマートフォン用OSを搭載した次世代フィーチャーフォン(ガラホ)が発売されました。
物理的な10キーや、折りたたみ式の形状を維持したまま、OSをスマホ用に変更し、各種サービスに統一性を持たせる狙いがあるようです。
まとめ
ここまで読んでくれた皆さんならすでにお気づきだと思いますが、フィーチャーフォン=ガラパゴス携帯=ガラケーなのです。
指しているものはどれも一昔前の多機能携帯のことで、ネガティヴに表現するかポジティヴに表現するかの違いなんです。
フィーチャーフォンがスマートフォンに取って代わられるのは時間の問題ですが、私はまだまだフィーチャーフォンを愛用していきたいと思います。