拡張子とは?超がつくほどわかりやすく解説【とはサーチ】
ざっくりとした解説
拡張子(かくちょうし)とは、パソコンやスマホで扱うファイルの種類を識別するための文字列のことです。具体的には、ファイル名の末尾に付与される.(ピリオド)以降の3文字前後の英数字のことで、これを確認することでファイル形式を判別することが可能になります。具体例:「報告書.txt」の「.txt」が拡張子となります。
拡張子を表示する方法
Windows 7・Vista・XP
フォルダーのメニューバー左上にある「整理」をクリック、次に「フォルダーと検索のオプション」をクリックします。「フォルダーオプション」の上にある「表示」タブをクリック、下の詳細設定の中の「登録されている拡張子は表示しない」というチェックをクリックしてオフにします。
Windows 8/8.1
コンピューター(PC)アイコンをダブルクリックして開き、上の「表示」タブをクリック。右上にある「ファイル名拡張子」をチェックすると拡張子が表示されます。
Windows 10
コントロールパネルから「デスクトップのカスタマイズ」をクリック、次に「エクスプローラーのオプション」をクリックします。「エクスプローラーのオプション」の上にある「表示」タブをクリック、下の詳細設定の中の「登録されている拡張子は表示しない」というチェックをクリックしてオフにします。コントロールパネルはwindowsロゴを右クリックするか、Windowsキーを押しながら「X」キーを押すことで表示できます。
拡張子の関連付け
動画や音楽などのデータファイルをクリックして開いた時に、対応するアプリケーションを自動で起動させることができます。これを拡張子の関連付けと呼び、拡張子ごとに標準で使用するアプリケーションを好きなものに指定できる機能のことを指します。
拡張子とアプリとの関連付けは、基本的にアプリをインストールした際に設定される場合が多いですが、今まで一度も開いたことがない形式のファイルなどは関連付けがされていないケースもあります。こうした関連付けされていないファイルを開く際にも拡張子の関連付けは必要になってきます。
Windows 7・Vista・XP
「スタート」から「既定のプログラム」をクリック。「既定のプログラムの設定」をクリックするとプログラム(アプリ)の一覧が表示されるので、その中から標準で使用したいアプリをクリックします。右下の「既定でこのプログラムで開く項目を選択する」をクリックすると拡張子の一覧が表示されるので、関連付けしたい拡張子にチェックをつけます。右下の「保存」をクリックすれば関連付けは終了します。
Windows 8/8.1
コントロールパネルから「プログラム」をクリック、次に「既定のプログラムの設定」をクリック。プログラム(アプリ)の一覧が表示されるので、その中から標準で使用したいアプリをクリックします。右下の「既定でこのプログラムで開く項目を選択する」をクリックすると拡張子の一覧が表示されるので、関連付けしたい拡張子にチェックをつけます。右下の「保存」をクリックすれば関連付けは終了します。
Windows 10
コントロールパネルから「プログラム」をクリック、次に「あるファイルの種類を特定のプログラムでオープン」をクリックします。「ファイルの種類またはプロトコルを特定のプログラムに関連付けます」が表示されるので、拡張子の一覧から関連付けしたい拡張子を選び「プログラムの変更」をクリック。「このファイルを今後どうやって開きますか?」という画面で開きたいアプリを選択して「OK」をクリック。以上で関連付けは終了します。
コントロールパネルはwindowsロゴを右クリックするか、Windowsキーを押しながら「X」キーを押すことで表示できます。
注意すべき拡張子
タイトルや本文が全て英語、日本語の表現が不自然、など不審なメールにはウイルスを含んでいる可能性のある添付ファイルがついていることがあります。こうした添付ファイルにウイルスやマルウェアなどの危険なプログラムが含まれているかどうかを判断する材料として、拡張子が一つの目安となります。特に注意すべき拡張子として有名なものは、「.exe」「.zip」「.lzh」「.rar」「.7z」「.cab」「.bat」「.js」 「.jse 」「.wsf」「.vbs」などがあります。
拡張子を変更すると
ファイル名を変更しようとして「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。」というメッセージが表示される場合があります。拡張子はファイル形式を表し、対応するアプリケーションを紐付けるための重要な要素です。ファイル名を変更する場合は「報告書.txt」の「報告書」の部分だけを変更し、「.txt」などピリオド以降の拡張子は残すように注意が必要です。