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MVNOとは?メリット・デメリットを分かりやすく解説【とはサーチ】

ドコモなどの回線を借りて格安SIMを提供する事業者のこと

MVNOとは、キャリア大手から回線をレンタルして格安でSIMカードを提供する通信事業者のことです。2014年4月に月額3000円の格安スマホを発表したイオンのスマートフォンが話題になりましたが、この時イオンに格安SIMを提供していた日本通信(b-mobile)が日本初のMVNOなのです。

MNO(ドコモなど)の回線を仮想的に(Virtual)提供する

ドコモやau(KDDI)、ソフトバンクなど自社で通信回線を保有している業者のことをMNO(Mobile Network Operator モバイル・ネットワーク・オペレーター)と呼びます。

MVNOはこのMNOから回線を借り受けて、仮想的に(Virtual)サービスを提供することから、MVNOと名付けられました。

MVNO(格安SIM)のメリット・デメリット

では、このMVNOが提供する格安SIMを利用する上で、どのようなメリットがあり、どういった点に注意をすればいいのか。以下より解説したいと思います。

メリット(1) とにかく料金が安い

やはりMVNOのメリットといえば、この料金的なメリットが真っ先に思い浮かびます。

7000〜8000円かかっていた月々の携帯代が、場合によっては1000円程度で利用できてしまうと聞いては無視せずにはいられないでしょう。

なぜそんなに安くできるのか?という疑問を持った方は「格安SIMとは」のページも参考にしてみて下さい。

メリット(2) 2年縛りがない

第2のメリットは、2年縛りがないということです。MVNOは格安SIMだけのサービスとなるため、端末代を分割で購入する割賦契約が存在しません。

そのため、期間の縛りがなく、いつ解約しても問題がないのです。だたし、通話機能付きのSIMの場合は、6ヶ月から1年程度の縛りを設けている会社もあります。

デメリット(1) 色々と分からない事が多くてややこしい

MVNOを利用する上で一番のネックがこれでしょう。SIMロック解除だとかSIMフリーだとか、なにか特殊なことをしないと使えないんじゃないの?というイメージの方も多いと思います。

でも安心してください。当サイトでは初心者の方が抱くであろう疑問点を分かりやすく解説しています。とはサーチで勉強したあとはこのデメリットはデメリットでなくなっているはずです。

デメリット(2) 通話料は安くない

MVNOの通話料は各社とも20円/30秒という完全従量制を採用しています。そのため、通話を頻繁に使うという人は、ガラケーとの2台持ちを考えるか、LINEやIP電話など代わりとなるサービスを利用するかの二択を迫られます。

デメリット(3) キャリアメールが使えなくなる

3つ目のデメリットは多くの方にとって痛いことかもしれません。それが、「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」といったメールアドレスが使えなくなってしまうことです。

キャリアメールは1990年代に今で言うガラケー(フィーチャーフォン)向けに開始されたサービスですが、スマホの普及が広まった現在、時代の流れと共に消え去っていく運命なのかもしれません。

デメリット(4) サポートが不安

最後のデメリットはサポートに対する不安です。ドコモショップ(全国2400店舗)、auショップ(2600店舗)、ソフトバンクショップ(2700店舗)と大手キャリアであればこれら直営ショップで親切丁寧な対応が期待できます。

しかし、MVNOは基本的にそうした店舗を持たず、人件費や運営費などのコストを削減することで低価格を実現しています。安さをとるか、サポートをとるか、意見の分かれるところです。



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