ストレージとは?空き容量が不足するとスマホどうなる?【とはサーチ】
ストレージって何?どうしたらいいの?
スマホを長年使っていると、「ストレージがいっぱいです」や「ストレージの空き容量がありません」といったメッセージが出てくることがあります。
そこでこのページでは、「@ストレージが不足するとどうなるのか?」と「Aストレージの空き容量が足りない時の対処法×5選」を初心者にもわかりやすく解説します。
ストレージの意味
ストレージとは、写真やアプリを保存する記憶装置もしくは記憶領域のことです。
パソコン・スマホを問わず、アプリをインストールしたり、OSのアップデートを繰り返すことでストレージ残量が減っていきます。
ストレージは3種類
ストレージには、「@内部ストレージ」「A外部ストレージ」「Bクラウドストレージ」の3種類があります。
基本的に、「クラウドストレージ」「外部ストレージ」「内部ストレージ」の順番に容量あたりの価格が高くなります。
@ 内部ストレージとは?
内部ストレージとは、スマホ本体やパソコンなどを購入した際に最初から入っているストレージのことです。
内部ストレージには、iOSやAndroid OSといったOSのシステムファイルが蓄積していきます。
さらに、アプリをインストールしたりアップデートを繰り返すことでも容量を消費します。
基本的に自分で取り外したり交換することができないため、できるだけ最初から容量の多い機種を購入した方があとあと容量不足に悩まされることも少なくなります。
A 外部ストレージとは?
外部ストレージとは、スマホやパソコンに接続して使うタイプのストレージのことです。
単に保存容量を増やしたり、複数のデバイス間でのデータの移動やバックアップ、出張や旅行の際に持ち出したりといろいろな使い方ができます。
外部ストレージは、アンドロイド端末(スマホやタブレット)で利用できるmicroSDカードや、USB端子に接続するUSBメモリがあります。
パソコンで使える外部ストレージには外付けハードディスク・外付けSSDが一般的です。
B クラウドストレージとは?
クラウドストレージとは、インターネットを経由してサービス提供会社の管理するサーバーに保存できるストレージのことです。
別名、「オンラインストレージ」や「クラウドサービス」とも呼ばれます。
無料のクラウドストレージは容量に制限があるのが通常ですが、有料版であれば月額料金を支払うことで容量を追加できます。
ストレージが不足するとどうなる?
スマホやパソコンの内部ストレージを容量いっぱいまで使い切ってしまうと、それ以上「@アプリをインストールしたり」「A写真・動画を保存すること」ができなくなってしまいます。
さらに、OSに負荷をかけるようになってしまうため、「Bスマホやパソコンの動作が遅く」なってしまいます。
iCloudストレージの空き領域が不足しています
「iCloudストレージの空き領域が不足しています」と表示された場合は、それ以上クラウドに写真や動画などのファイルを保存できなくなってしまいます。
さらに、iCloudバックアップによる自動バックアップもできなくなるため、iPhoneが故障したり、新しい機種に買い替えた場合に「最新の状態に復元できない」事態に陥ってしまいます。
ストレージの空き容量が足りない時の対処法
@ キャッシュを削除する
キャッシュとは、各アプリの動作をスムーズにするために一時保存されているデータです。
たとえば、一度ブラウザで開いたWebページの画像などを保存しておき次にアクセスした際の動作を高速にするために使用されます。
このキャッシュを削除することである程度ストレージ容量を確保することができます。
A ストレージを消去する
「ストレージを消去」をするとそのアプリ内のデータや履歴が全て削除されます。
例えば、「LINEのトーク履歴」や「ゲームのセーブデータ」を消去することができます。
ただし、IDやパスワードといったアカウント情報も削除されるため、同じアプリを使う場合は、再度ログインが必要になるため「IDとパスワードを事前に記録しておく」のを忘れないように注意しましょう。
B 外部ストレージを利用する
Androidの内部ストレージがいっぱいになった場合は、microSD(マイクロSD)カードなどの外部ストレージを購入することで保存領域を増やすことができます。
iPhoneの場合は別売りの「Lightning - USB 3カメラアダプタ」をライトニング端子に接続することで、USBメモリなどの外部ストレージが使用できるようになります。
C クラウドストレージを利用する
iCloudやGoogleドライブといったクラウドストレージを使うことで容量不足を補うこともできます。
クラウドストレージは、5GBや15GBといった容量までは無料で使うことができます。
「iCloudストレージの空き領域が不足しています」といったメッセージが出て、クラウドの空きが不足した場合は「@不要な写真や動画をクラウド上から削除する」か「Aクラウドの追加容量を購入する」ことで解決できます。
D 不要なデータをクラウドから削除する
クラウドの空き容量を確保すれば、追加購入をせずに問題を解決できます。
たとえば、「ストレージを管理」から各アプリが使用しているデータ量を確認して、特に大きな容量を消費しているデータを削除することで空き容量を増やせます。
また 、「ICLOUDを使用しているAPP」から不要なアプリをオフにすることでもストレージの使用量を削減できます。