SEO対策とは?費用をかけずに初心者が自分でできる無料SEOのやり方【とはサーチ】
このページでは、以下の5点を解説します。
ブログやホームページの集客のためにはSEOが大事って聞くけど、「そもそもSEO対策ってなんですか?」「具体的に何をすればいいの?」
そんなSEO初心者のために、以下の5点を中心に「SEO対策の方法」をわかりやすく簡単に説明します。
- そもそもSEO対策とは?
- 内部対策(内部SEO)のやり方
- 外部対策(外部SEO)のやり方
- 内部SEOと外部SEOはどちらが重要か?
- 自分でできる無料SEO対策5ステップ
@SEO対策とは?
SEO対策とは、主にGoogle検索における順位(ランキング)を上げることでWebサイトやブログ・ホームページへの検索流入を増やし、売上や認知度の向上・企業ブランディングに繋げるマーケティング手法の一種です。
SEO対策には「内部対策」と「外部対策」の2種類があり、様々な施策を通じて「検索ユーザーの役に立つコンテンツを作成」し、それを「検索エンジンに適切に伝える」ことで評価を得ることができます。
SEO対策は、初心者でも時間をかければ格安の費用である程度の結果を得ることができる一方で、「専門的な知識を必要とするテクニカルSEO」を実践するにはSEO業者に依頼するのが合理的である場合もあります。
A内部対策(内部SEO)のやり方
SEOにおける内部対策には、「タイトル・見出し・本文などコンテンツの最適化」「内部リンク構造の最適化」「表示速度・デザインの最適化」などが含まれます。
特に、「タイトル・見出し・本文などの記事部分の最適化」は、サイト運営者側で完全にコントロールできる部分であり、別名「コンテンツSEO」とも呼ばれSEO対策をする上で最も重要な要素だとされています。
また、「内部リンク構造の最適化」や「表示速度・デザインの最適化」などは、別名「テクニカルSEO」と呼ばれ、データベース型の大規模サイトでは特に重要な要素だとされています。
B外部対策(外部SEO)のやり方
SEOにおける外部対策には、「外部サイトからの被リンク(バックリンク)」や「サイテーション(サイトや著者に関する外部での言及・引用)」などが含まれます。
特に、「外部サイトからの被リンク」は「ページランク」という名前の評価指標として、Google検索が誕生した1998年からSEOアルゴリズムに組み込まれ続けていて、今でも重要なSEO評価基準だと言われています。
被リンクの効果を上げるには、自分のサイトに「より関連性が高く」「より信頼性・権威性(E-E-A-T)の高い」サイトからリンクを受けることが重要だとされています。
外部対策はドメイン評価に繋がる
また、サイテーション(言及・引用)は被リンクほどのSEO効果はないものの、「覚えやすいサイト名やサービス名を付ける」「SNSアカウントを運用する」「オフライン活動を行う」などで獲得できるとされています。
これらの外部施策を通して得たSEO評価は、「サイト全体の評価」に値する「ドメイン評価」として加算されます。
ドメイン評価は、外部サービスを利用することでドメインパワーやDA(ドメインオーソリティ)・DR(ドメインレーティング)といった数値で確認することができます。
C内部SEOと外部SEOはどちらが重要か?
一般的に、「検索数の多いビッグワード」や「高い信頼性が要求されるYMYLジャンル」などでは、外部SEOの重要度が増すと言われています。
しかし、外部リンクや言及・引用など他者の行動を必要とする外部SEOと違い、内部SEOはサイト運営者側で完全にコントロールできる部分なのも事実です。
個人ブログや小規模ビジネスのHP運営においては、「まずは自分でできる範囲の内部SEOに注力する」ことが、結果的に他者の評価を呼び込み長期的な成果に繋がりやすいでしょう。
D自分でできる無料SEO対策5ステップ
SEO対策は、専門のSEO会社に頼らなくてもかなりの部分を自分で行うことができます。
特に、小規模ビジネスを手掛けている場合は、記事の制作費やコンサル費用に効果が見合わない可能性も高いでしょう。
そこで、ここからは「Googleが無料で公開しているSEOツール」を活用して行う「SEO対策5ステップ」を解説していきたいと思います。
- 検索数・競合性から「キーワードを選定」
- 検索上位サイトから「検索意図を分析」
- タイトル・見出し・本文で「記事を作成」
- SEOツールで「順位パフォーマンス確認」
- 上位が狙えそうなら「記事をリライト」
D-1.検索数・競合性から「キーワードを選定」
まずは、Google広告の中にあるキーワード・プランナーというツールを使ってタイトルや見出しに使うためのSEOキーワードを選定します。
キーワード・プランナーでは、各キーワードの「月間検索数」と「競合性(SEO難易度)」「広告の単価(収益性の高さ)」「関連キーワード」などを無料で調べることができます。
取得したキーワードをエクセルやスプレッドシートに取り込んで「並べ替え」や「絞り込み(フィルタ機能)」をするとさらに分析しやすくなります。
D-2.検索上位サイトから「検索意図を分析」
記事に取り入れるキーワードが決まったら、そのキーワードで実際にGoogle検索を行い、上位ページのコンテンツから「検索ユーザーの求めている情報が何か?」を分析します。
検索意図は、「SEO」のような単一で抽象的なワードになるほど曖昧になり、「SEO記事の書き方」のような複合語になるほど具体的でわかりやすくなります。
初心者はできるだけ、「ロングテール」や「ひらがな部分」を含んだ「長めのフレーズ」を選択すると検索意図を理解しやすくなるでしょう。
D-3.タイトル・見出し・本文で「記事を作成」
メインとなるキーワード、関連キーワード、共起語などをうまく組み合わせて、まずはタイトルと見出し(hタグ)を作成します。
記事のタイトルはコンテンツの中で最も重要な要素なので、「メインキーワードをできるだけ前に」「30文字から40文字以内」「数字やパワーワードを含む」などのコツを意識しながらオリジナリティの高いものを作成しましょう。
本文には、検索ユーザーにしっかり読まれるような「必要十分かつムダのない簡潔な文章」を心がけます。
D-4.SEOツールで「順位パフォーマンス確認」
記事を公開したあとは、Googleのサーチコンソールという無料ツールで、Google検索における「検索順位」「表示回数」「クリック回数」などの推移をチェックして、「どのページが評価されているか?」を分析します。
また、Googleアナリティクスで各ページの滞在時間や直帰率、「ユーザーがどの順序で内部ページを遷移したか?」といったユーザーの行動を分析します。
D-5.上位が狙えそうなら「記事をリライト」
検索順位が上がってきた記事があれば、品質を高めるためのリライト(加筆修正)をして、より上位を狙いましょう。
記事のリライトでは、「最新情報の追加」「誤字脱字の修正」「イメージしやすくするための画像の追加」「読まれていないムダな部分を削る」「関連記事へのリンクを貼る」などを行い、検索1位を獲得するまで改善を続けます。
「記事の質」を高めることによって、外部リンクが発生する確率も高まり「ドメイン評価の向上」も期待できます。