バックアップしないとどうなる？する意味・必要性ある？【とはサーチ】

バックアップって必要？

iPhoneを使っていて「過去○○週間バックアップが作成されていません」という通知が出たり、Androidを使っていて「データ・端末がバックアップされていません」というメッセージが出て困っていませんか？

このページでは、そんなスマホ初心者のために「�@バックアップの必要性」と「�Aバックアップしないとどうなるのか？」についてわかりやすく解説します。

バックアップはなぜ必要？

そもそもバックアップとは、故障や紛失などの万が一の時に「大事なデータを失ってしまわないように」スマホやパソコンなどのデータを本体とは別の場所にコピーしておくことです。

別の言葉で言い換えると「データの保険を取っておく」と表現することもできます。

家や自動車など大事なものには保険をかけるのが当たり前ですよね？

それと同じように、スマホで撮影した「一点ものの写真」などに保険をかけておく。

これがバックアップの必要性であり、バックアップする意味でもあるのです。

バックアップしないとどうなる？

バックアップをしていないと万が一の時に、スマホの中のデータを復旧できず全て失ってしまうことになります。

「�@旅行で撮影した大事な写真」や「�A知人・旧友から教えてもらった連絡先」もしくは「�B家族や友人とのメッセージ」など大事なデータや想い出が全てなくなってしまうかもしれません。

�@ 大事な写真が消えてしまう

スマホの中には旅行やイベントなどで撮影した想い出の写真が沢山あると思います。

バックアップを取っていないと、万が一の際にこうした大切な写真が全て消えてしまうことになります。

印刷された写真であればアルバムに挟んでおくことで保管できるかもしれませんが、スマホの写真はデジタルなのです。

デジタルデータはコピーを取るのも簡単ですが、消えるのも同じくらい簡単です。

大事な写真はぜひともGoogleフォトなどでバックアップをとっておきましょう。

�A 知人の連絡先が消えてしまう

スマホは携帯電話であることを忘れてはいけません。

携帯電話には、電話番号やメールアドレスといった知人・旧友から教えてもらった連絡先が全て記録されています。

面倒くさいからといってバックアップを先延ばしにしていると、知人の連絡先が全てスマホから消えてしまうかもしれません。

そんなことになれば、数年ぶりに連絡を取ろうとしても、もう二度と連絡を取れない事態に陥ってしまうかもしれないのです。

�B 昔のメッセージが消えてしまう

スマホで最も利用されているアプリの一つがLINE（ライン）とメールです。

スマホを使う年数が長くなればなるほど、家族や友人とのやり取りも増えてくるはずです。

バックアップをせずに放置していると、そんな大事なメッセージがある日突然消えてしまうかもしれません。

iCloud（アイクラウド）やGoogleドライブにバックアップをしておけば、こうした昔のメッセージも全て完全に記録しておくことができます。

バックアップするとどうなる？

バックアップをするとスマホの故障などの万が一の時でも、自分のアカウントから消えたデータを簡単に復元することができます。

ただし、バックアップには「�@少しのお金」と「�A少しの時間」そして「�B少しの手間」がかかるのも事実です。

�@ 容量分のお金がかかる

バックアップをするには、その保存先となる「ストレージの容量」が必要になります。

このストレージは無料で使える容量がありますが、それを超える分には月額100円から数百円の料金が別途必要になってきます。

�A 操作できない時間ができる

また、バックアップには「数分から数十分の時間」が必要になり、その間はスマホを操作できなくなってしまいます。

そのため、バックアップは就寝中・入浴中などのスマホを触っていない時間帯にやるのがおすすめです。

�B 手動だと手間がかかる

バックアップを毎回手動で行うにはある程度の手間を必要とします。

しかし、これも自動バックアップという機能を使えばほとんど手間をかけずにバックアップを実行することができます。

iCloudバックアップでは、「�@Wi-Fiに接続」「�A電源がオン」「�Bロック中」「�C電源に繋いでいる」のすべての条件が揃った時に自動的にバックアップが行われます。

こまめなバックアップを心がけよう

以上で「バックアップの必要性」は十分理解していただけたかと思います。

バックアップは、アップデートと並んで「スマホを使い続ける上で重要な作業」なのです。

ぜひとも、日頃からこまめなバックアップを心がけていただきたいと思います。