バックアップとは?わかりやすく簡単にスマホ向け解説【とはサーチ】
バックアップって何ですか?
スマホやパソコンを利用しているとバックアップという言葉を目にすることがありますが、その意味と重要性を理解できている人は少ないんじゃないでしょうか。
そこでこのページでは、そんなスマホ初心者のために「@バックアップで何を保存すべきか?」と「Aバックアップの種類」そして「Bバックアップの料金と無料でする方法」についてわかりやすく解説します。
バックアップとは?
バックアップとは、スマホやパソコンなどのデータを本体とは別の場所にコピーし保存しておくことです。
具体的には「@水の中に落とす・落下などの故障」「A火事・洪水・落雷などの自然災害」「B盗難・紛失・ウイルス感染といった万が一の時」に備えて「以前の状態に復旧できるように予め複製を取っておくこと」を意味します。
バックアップでなにを保存する?
バックアップで保存すべきデータは「@自分で作成したファイル」「Aアプリ」「Bデバイスの設定情報」などが一般的です。
@自分で作成したファイルには「写真・動画・送受信したメール本文」「連絡先に登録した電話番号・メールアドレス」などの他、「LINEのトーク履歴」などが含まれます。
有料アプリやWi-Fiパスワードも含まれる
Aアプリは具体的に、カレンダー・リマインダー・Safari・Chromeなどの無料アプリだけでなく、App StoreやGoogle Playで購入した有料アプリも含まれます。
Bデバイスの設定情報は、「ホーム画面に表示されるアイコンの位置」「文字サイズ・壁紙」「ブラウザのブックマークやお気に入り情報」「メールアカウントやWi-Fiのパスワード」などが含まれます。
バックアップする方法は2種類
バックアップのやり方には大きく分けて「@外部ストレージにバックアップする方法」と「Aクラウドにバックアップする方法」の2種類があります。
@ 外部ストレージにバックアップとは?
外部ストレージにバックアップとは、「別売りの保存装置にデータをバックアップする方法」です。
具体的には、「microSDカード」「USBメモリ」「外付けハードディスク」「外付けSSD」などをスマホ本体やパソコンに接続してバックアップを取ります。
ただし、専用の接続端子がスマホ側に無い場合は、別途「変換ケーブル」や「カードリーダー」もしくは「変換アダプタ」などを用意する必要があります。
A クラウドにバックアップとは?
クラウドにバックアップとは、「インターネット上のスペースにデータをバックアップする方法」です。
具体的には、iPhoneやiPadなどのアップル製品の場合は「iCloud(アイクラウド)」に、Androidデバイスの場合は「Googleアカウント」や「Googleフォト」「Googleドライブ」にバックアップをするのが最も簡単な方法です。
バックアップってお金かかるの?
「@クラウドにバックアップ」「A外部ストレージにバックアップ」どちらの場合も基本的にはある程度の費用が発生するのが一般的です。
ただし、外部ストレージの場合はストレージの購入にかかる初期費用のみでバックアップできるのに対し、クラウドの場合はストレージ容量に応じて月額130円〜1000円程度の料金が毎月発生する、という違いがあります。
バックアップを無料でする方法
バックアップを完全に無料で行う方法は、基本的にクラウドの無料プランの範囲内で利用する以外にありません。
たとえば、iCloudバックアップなら5GBまで、Googleドライブなら15GBまでが無料でバックアップできる範囲内になります。
最も安くバックアップする方法としては、「@写真・動画などサイズの大きいファイルを外部ストレージに保存」して「A電話帳など容量の小さいデータをクラウドの無料プランに保存」という方法が最も現実的だと言えます。
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