SNSを安全に使うために気をつけることと4つの注意点【とはサーチ】
SNSを安全に使うために
近年、ツイッターやインスタグラムといったSNSが人気となりニュースなどでも取り上げられる機会が増えてきました。
さらに、スマホの普及と共にSNSの利用者が増加するにつれ、ネットにまつわるトラブルの発生件数も急増しています。
そこでこのページでは「@SNSがどんな目的で利用されているのか?」「Aトラブルに巻き込まれないための注意点」「B文章や画像を投稿する際の注意点」を解説します。
よくあるSNSの利用方法
SNSの使い方は人それぞれですが、プライベート感覚で共通の趣味をもつ人との交流を楽しむ人もいれば、仕事やビジネスに活用している人も少なくはないようです。
他にも、ファッションやグルメ・ニュースなどの情報収集に使う人もいますが、投稿とコメントを通じて人間関係に発展するケースがほとんどを占めます。
当然のことながら、人間関係にはトラブルがつきものであり、それはインターネット上であっても違いはありません。
SNSを使うときの注意点
SNSを利用する時に特に気をつけるべきことは「@ネットの情報をうのみにしない」「A犯罪被害にあわない」「B誹謗中傷に気をつける」「C個人情報を公開しない」の四点です。
簡単に言えば「向こうからやってくる情報」と「自分から発信する情報」の2つに気をつけましょう、と言い換えることができます。
@ネットの情報をうのみにしない
SNSを含むインターネットでは誰でも匿名(とくめい)で情報を公開することができます。
そのため、デマやフェイクニュースといった嘘の情報や、有名人になりすました偽アカウントも多数存在します。
特に、災害や事件が起こった時にこうした偽情報が多くでまわる傾向があるため「情報の出どころ」や「周りの反応」「公的機関のアナウンス」などをよく調べ安易に拡散しないことが重要です。
A犯罪被害や詐欺に気をつける
SNSを利用している人の中には悪意をもった人物も少なくありません。
特に、個人的なやり取りができるDM(ダイレクトメッセージ)を使った誘い文句や勧誘には十分気をつける必要があります。
「誰でも簡単に儲かるツール」「高配当をうたった投資案件」「ビジネスの先生を紹介します」こうした内容のDMを受け取ったら、まずは詐欺を疑い信頼のおける人に相談してみることをおすすめします。
Bネットに書き込む前に注意すること
SNSやネット上に文章を書き込む際には「一度投稿した内容は簡単にコピー・転載され、一生残り続けるかもしれない」という点に注意することが重要です。
特に、ネット上では「有名人の不倫や失言」といったネガティブな話題が拡散され炎上に至る傾向があります。
そのような時に、悪い行いをしたからといって直接その人物のSNSアカウントに攻撃的なコメントをつけてしまうと誹謗中傷と判断されてしまう恐れがあります。
C写真を公開する時に注意すること
SNSに写真を投稿する時に注意することは「@位置情報」「A画像検索」「B顔認識技術」の三点です。
スマホで撮影した画像にはGPSやWi-Fiから取得した位置情報が追加されます。
そのため、たとえ写真の中に場所が特定できそうな目印が写り込んでいなかったとしても、特定のツールを使うことで撮影場所が特定されてしまう危険性があります。
心配な場合は、スマホやアプリの設定から「位置情報をオフ」にしましょう。
顔写真の公開は特に注意する
また、Googleなどの検索エンジンには同じ画像を使ったページを割り出す「画像検索」という機能があることも覚えておきましょう。
ツイッターとインスタグラムに同じ画像を掲載していると、画像検索をかけた際にもう一方のアカウントがバレてしまうリスクが存在します。
さらに、近年ではSNSや画像加工アプリなどを中心に顔認識技術が利用されるようになっています。
この顔認識によって同一人物であることが簡単に判明してしまうため、顔写真を公開する際にはその点にも注意を払う必要があります。
まとめ
以上、「初心者のためのSNS発信における注意点」を解説しました。小学生・中学生・高校生はもちろんのこと、大学生や会社で利用する場面でも共通するポイントをまとめました。
関連ページでは「SNSの危険性」や「安全なSNSアプリ3選」についても解説していますので、さらに理解を深めたい方は参考にしてみて下さい。
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